【読書感想】驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100/三橋 美穂
「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」こちらの本、読みました。
睡眠関連の本は「熟睡法ベスト101」「睡眠にいいこと超大全」に続いて3冊目です。
タイトルの影響かもしれませんが、本書は「熟睡法ベスト101」のテイストに近いなと感じました。
今回読んだ「睡眠メソッド100」も、以前読んだ「熟睡法ベスト101」も、良い睡眠に繋がるメソッドをたくさん紹介しています。
たくさん紹介しているので、そこから自分に合いそうなものをピックアップして試してみるのが良いかなと思います。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
快眠のための方法が100集められています。
1つ1つが端的にまとめられていて読みやすかったです。
著者情報
本書の著者である「三橋 美穂」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
いくつか引用と感想
やってみたいと思ったものから
私が睡眠本を読むときのスタンスに近い内容だったので引用してみました。
やってみたいと思ったものや、かんたんにできそうなものから始めてみる。
上手くいったら継続し、また別のものも試してみる。
自分に合わなかったら引き返す。
こういったスタンスを大切にしていきたいなと。
紹介されているメソッドは科学的研究データを基に書かれていたりするはずで、となると多くの人に効果が出る可能性が高いはず。
とはいえ相性というものがきっとあるはずで「いずれ必ず効果が出る」と盲信するよりは、ピンとこなかったものはサッと引き返す。
本書もメソッドを100も紹介しているので、気軽に試すスタンスが良いかなと。
目覚まし時計は5歩以上離れた場所に
この習慣は以前やっていたのですが、いつの間にかやらなくなってしまいました。
で、今はスヌーズで30分くらいダラダラしてしまっています。
スヌーズでダラダラしている30分間は、二度寝の感じの幸せな時間なんですよね(あまり良くないとは思いつつ)。
とはいえ引用にもあるように、スヌーズは浅い眠りがダラダラ続くだけです。
やはり目覚ましが鳴ったら一発で起きたい願望もあります。
これを機会に、この習慣を復活しようか検討中です。
スヌーズでダラダラしている30分間を「二度寝の感じの幸せな時間」と捉えるか、「浅い眠りのムダな時間」と捉えるか。
とりあえず1日、試しにやってみようと思います。
昼寝の習慣で眠気をリセット
以前も昼寝に関して引用しましたが、またしても引用してみます。
睡眠本で高確率で紹介されているという意味では、「昼寝は効果の高い習慣」ということになるかなと。
ちなみに、以前昼寝に関して引用したのは以下の記事です。
【読書感想】熟睡法ベスト101 - 正しい昼寝の取り方で脳は劇的に回復する
午後のパフォーマンスが低下する例を2つ挙げてみます。
①昼食を食べすぎて満腹になり、午後にちょっとウトウトしてしまう。
②睡眠不足で、午前中は乗り切れたけど、午後にエネルギー切れになってしまう。
こういった例はたまに発生するのではないかなと思います。
こういった形で午後のパフォーマンスが低下すると夜の睡眠の質にも影響が出てしまう、ということですね。
引用にもあるのですが、14時~16時は体内時計のリズム的にも眠くなる時間帯のようです(満腹かどうかは別として)。
ここでタイミング良く昼寝を挟むと、午後に高いパフォーマンスを発揮できます。
ちなみに引用が長くなってしまう都合で割愛しましたが、本書でも昼寝前にカフェインを摂取する方法をオススメしています。
以下の記事ではカフェインの件にも触れているので、もう一度リンクしておきます。
【読書感想】熟睡法ベスト101 - 正しい昼寝の取り方で脳は劇的に回復する
眠りが浅ければ睡眠時間を減らしてみる
「眠りが浅ければ睡眠時間を減らしてみる」というのは、なんとなく直感と逆な気がしますが、引用した内容を読むと納得です。
引用ではシニア世代を中心にした内容に感じましたが、シニア世代以外でも試してみる価値はあるかなと。
睡眠時間が割と長いのに眠りが浅いと感じている人は、睡眠時間を短くすることを試してみても良いのかなと思いました。
せっかくなので、引用で書かれている「健康のための睡眠指針2014」をネットで探してみました。
リンクしておきます。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
引用に書かれている「適切な睡眠時間の目安」は、上記PDFの第5条に載っていました。
そしてもう1つ、引用で書かれている「睡眠時間制限法」もネットで探してみました。
リンクしておきます。
眠りの浅さを、睡眠時間を増やすのではなく減らすことで解消する。
必ずしもこの方法で解消するとは限りませんが、納得感のある方法に感じました。
1分で眠れるのは快眠ではない!
幸い今は入眠に少なくとも10分はかかっているので、私は大丈夫そうです。
ただ過去には、すぐに寝落ちできるくらいの時期がありました。
その時期を振り返ると、今より睡眠時間が少なかった気がします。
残業が前提な感じもあり、けっこうな長時間労働になっていました。
若さでなんとか乗り切っていたのかもしれません。
生産性の観点で見ても、長時間の仕事でずっと高いパフォーマンスを出せていたかというと、かなり怪しいところです。
引用で言うところの「負のサイクル」に突入していたのかもしれません。
すぐ寝落ちできてしまう状況はちょっとした体の警告だったのかなと。
今後、すぐに寝落ちできてしまうような状況に陥った時は要注意ですね。
先ほどと同様、引用で書かれている「睡眠不足症候群」をネットで探してみました。
リンクしておきます。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-029.html
基本入浴はぬるめのお湯に15分
入浴によって深部体温の上げ下げで眠気を誘う方法は、既に習慣になっています。
これまでも2回、入浴による深部体温の上げ下げの件を記事で引用しています。
睡眠本で高確率で紹介されているという意味では、「効果の高い習慣」ということになるかなと。
これは、3つ前に引用した昼寝の件と同様ですね。
ちなみに引用に「上のグラフのように」とありますが、図を引用するわけにはいかないので割愛しています。
詳しく知りたい方は本書を読んで頂ければと。
おわりに
ということで「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
やってみたいと思ったものから
目覚まし時計は5歩以上離れた場所に
昼寝の習慣で眠気をリセット
眠りが浅ければ睡眠時間を減らしてみる
1分で眠れるのは快眠ではない!
基本入浴はぬるめのお湯に15分
の6つでした。
昼寝のメリットとして「午後のパフォーマンスを高める」のは理解していたのですが、プラスして「夜の睡眠の質を高める」は新たな視点でした。
忙しくて昼寝をしない日もあったりします。
ただ「夜の睡眠の質を高める」ことも考慮すると、もっと積極的に昼寝した方が良さそうです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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