【読書感想】不機嫌は罪である/齋藤 孝
「不機嫌は罪である」こちらの本、読みました。
最近、「機嫌」に関する本をよく見かけます。
その中でも本書は読みやすそうだなと思い、セレクトしてみました。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
上記の引用はちょっと大袈裟な感じがしなくもないですが、不機嫌に仕事をするよりは上機嫌に仕事をした方が良いのは間違いないです。
「自分は仕事中の機嫌どうだったかな」と思いながら読み進めていきました。
ちなみに記事の冒頭で「最近よく見かける」と書きましたが、本書の発売は「2018/5/10」でした。「最近」とは言えないくらい前でした。
著者情報
本書の著者である「齋藤 孝」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
テレビでもたまに見かけますし、ご存じの方も多いかなと思います。
いくつか引用と感想
「不機嫌」は「不潔」くらい厭な気分
「不機嫌」と「不潔」を並べて語られてしまうと、「たしかに同じくらいイヤだなぁ」と感じました。
なんなら自分は「不潔」より「不機嫌」の方がちょっとイヤかもしれません。
自分は現在、基本テレワークです。
なので相手が「不潔」でもそれほど影響はないですが、相手が「不機嫌」は割と影響あります。
もし、不機嫌な相手が上司なら尚更イヤですね。
あと、自分も部下や後輩に対して「不機嫌」な雰囲気が出てるとしたら気を付けないとですね。
自分としては「不機嫌」なつもりはないですが、「不機嫌」かどうか判断するのは相手です。
自分が思うよりもう1段階、上機嫌な感じの方が良いのかもしれません。
日本人は「良好な職場の人間関係」を重視している
2012年の調査ということで少し前に感じるのと、各国で600人を対象ということでちょっと少なく感じました。
ですが日本だけトップ回答が異なるのはとても印象的でした。
自分もたぶん「高い賃金・充実した福利厚生」より「良好な職場の人間関係」の方が優先度は高いように感じます。
もちろん「高い賃金・充実した福利厚生」も大事ですし、こちらの優先度も高いです。
ですが、職場の人間関係がギスギスしてるのは避けたいですね。
以前、職場にすぐキレる上司が居ました。
その人と一緒に仕事をしている時は大変でした。
その上司は些細な事ですぐ不機嫌になるので、ずーっとハラハラしてるんですよね。。
こっちが気が小さいこともあって。
仕事自体はそれほど大変な内容ではなかったのですが、その上司の影響でストレスフルでした。
ここから機嫌につなげるのは少し安直かもしれませんが、やはり仕事をする相手も自分も機嫌が良い状態は理想的です。
不機嫌は「性格」ではなく「状態」
先ほど触れたすぐキレる上司には、不機嫌なことを「性格」ではなく「状態」として捉えてもらって周りに不機嫌をまき散らさないようにしてもらいたいものです。(愚痴っぽくてすみません。思い出してみると、なかなかだったな~あの人…)
とはいえ「自分はどうなんだ?」というのも忘れてはいけないですね。
不機嫌が「性格」ではなく「状態」であるなら、ちゃんとコントロールしないとですね。
まずは「おだやかな上機嫌」を目指す
自分の場合に限りますが、もし機嫌をうまくコントロールできるようになったとしても「すごく上機嫌」は目指さない気がします。
なんとなくの感覚でしかありませんが「すごく上機嫌」はなんだか無理してる感が出てしまいそうな気がします。
自分の場合は「おだやかな上機嫌」になれたら、それでOKかなと。
不機嫌をなおす七つの習慣
詳細に関しては本を実際に読んでもらうとして、この辺りは意識しやすいのでひとまず引用してみました。
自分はとりあえず①、④、⑦あたりが実践しやすいので意識しながら仕事しようと思います。
それにしても「七つの習慣」と書かれるとどうしてもあの有名なビジネス書を浮かべてしまう。
数が一致してるのは狙ったのか偶然なのか。。
おわりに
ということで「不機嫌は罪である」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
「不機嫌」は「不潔」くらい厭な気分
日本人は「良好な職場の人間関係」を重視している
不機嫌は「性格」ではなく「状態」
まずは「おだやかな上機嫌」を目指す
不機嫌をなおす七つの習慣
の5つでした。
この本を読んで「機嫌よく仕事をすべき」の意識が高まった感じがします。
自分は仕事中に不機嫌になることはあまりないはずですが、上機嫌かと言われればそうとも言えないはずで。
「おだやかな上機嫌」を目指して、まずは手軽なところから実践していこうと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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