【読書感想】最新科学が証明した 睡眠にいいことベスト211/キム・ジョーンズ
「最新科学が証明した 睡眠にいいことベスト211」こちらの本、読みました。
睡眠関連の本は「熟睡法ベスト101」「睡眠にいいこと超大全」「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」に続いて4冊目です。
本書は自分には珍しく翻訳本です。
これまで読んだ本との被りはあるかもですが、新しい発見もあるかなーと。
そんな期待もしつつ読みました。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
こんな感じの本です。
翻訳本に少し苦手意識があったのですが、本書の訳は読みやすかったです。
堅くなりすぎず、ライトな文体で良かったです。
久しぶりの翻訳本だったこともあり、いかにも翻訳本的な言い回しが心地よかったです。
著者情報
本書の著者である「キム・ジョーンズ」でネット検索したところ、いくつかヒットしました。
リンクしておきます。
いくつか引用と感想
ゆりかご効果で、す~やすや
電車で座っていると、妙に眠くなりますよね。
ご存じの方も多いとは思いますが、電車の一定周期の振動はゆりかごで揺られている状態に近くなるとのこと。
あの電車で眠くなる感じ、妙に心地いいんですよね。
あの感じを家で再現できたらなぁと思うことがあります。
引用では「ロッキングチェア」をオススメしています。
既に部屋にオフィスチェアがあるので、そこに追加でロッキングチェアを導入するのはなかなか悩ましいです。
でも、正直欲しいですね。
話は逸れますが、引用の最後の「童話『赤ずきん』のおばあちゃんみたいですが~」の部分は、いかにも翻訳本的な感じで良かったです。
お風呂は就寝90分前を習慣に
睡眠本でお馴染み「入浴によって深部体温の上げ下げで眠気を誘う方法」です。
本書でも書かれていたので引用してみました。
これまでの記事でも何度か引用しています。
リンクしておきますので、こちらも良ければぜひ。
数ある睡眠メソッドの中でもオススメの習慣です。
本の世界に没頭のススメ
寝る前の読書、オススメです。
今は寝る前スマホ(ブルーライトカットを設定した状態で)ですが、読書をしていた時期もありました。
寝る前スマホではどうしても寝付けない時期があり、その時は読書でなんとか入眠していました。
今は寝る前スマホで問題なく入眠できていますが、また寝付けない時期が来てしまったら寝る前読書を再開しようと思います。
寝る前読書でよく読んでいたのはエッセイでした。
小説だと続きが気になってしまうので避けてました。
「ブルーライトカットを設定した状態で寝る前スマホ」は以前の記事で言及しているので、リンクしておきます。
【読書感想】熟睡法ベスト101 - 寝る前の水分補充とスマホは貧眠をもたらす
睡眠トラッカーに執着しとらんか?
私も寝る前にスマートウォッチを装着していて、睡眠トラッカーを習慣にしています。
睡眠トラッカーで深い睡眠・浅い睡眠の割合が出るのですが、深い睡眠が20%を超えるようにアレコレ試行錯誤しています。
毎朝目が覚めた時、以下2点を確認しています。
自分の中でのスッキリ度合い
睡眠トラッカーの結果
上記の「自分の体感」と「睡眠トラッカーの結果」はけっこう一致していることが多いです。
自分の中でスッキリしている時は、睡眠トラッカーの結果でも深い睡眠の割合が多いです。
そして自分の中でスッキリしていない時は、睡眠トラッカーの結果でも深い睡眠の割合が少なめです。
ただ、たまに自分の体感と睡眠トラッカーの結果が一致しない時があります。
自分としてはスッキリしていても、睡眠トラッカーの結果はあまり良くないのです。
そういった不一致が生じた時、何故かスッキリ感が減ってしまうんですよね。
これは引用にもある通り、睡眠トラッカーに執着している状態な気がします。
睡眠トラッカーは「入眠した時間」「起きた時間」をけっこう正確に記録してくれます。
初めて使った時は正確さに驚きました。
初めて使った時の驚きがあったので、睡眠トラッカーの精度はかなり高いだろうと思いすぎていたかもしれません。
以下のように考えてみるのもアリかなと。
・自分の体感と睡眠トラッカーの結果が一致
⇒ そのまま納得する
・スッキリ感のわりに睡眠トラッカーの結果が良くない
⇒ 自分の体感を信じる
・睡眠トラッカーの結果が良いわりにスッキリ感がない
⇒ 睡眠トラッカーを信じる
上記のように、都合の良い解釈をするのもアリかなと。
睡眠トラッカーの習慣は継続しつつ、睡眠トラッカーの結果を気にしすぎないようにしないとですね。
引用でも触れている「オルソソムニア」についてネット検索したところ、いくつかヒットしたのでリンクしておきます。
「加重ブランケット」を使ってみよう
加重ブランケット、ちょっと気になっています。
テレビで特集されているのをたまに見かけたりもします。
なので、加重ブランケットは今ちょっとトレンドになっている印象です。
寝具の変更は、睡眠の質に大きく影響を与えるイメージがあります。
加重ブランケットに変更することで、きっと睡眠の質がアップするとは思います。
ただ、悪化してしまう可能性も捨てきれないなと。
値段がまぁまぁするのもネックですが、ちょっと試してみたいなと。
夏の時期はさすがに厳しそうなので試しませんが、涼しくなってきたら試してみたいなと。
カフェイン摂取は午後2時で終了!
この件は以前の記事でも引用しています。
【読書感想】睡眠にいいこと超大全 - カフェイン効果は10時間続くことも!摂取のタイムリミットは午後2時
タイムリミットを「午後2時」にしているのも一致していたので、またしても引用してみました。
上記の記事でも触れていますが、昼頃のカフェインが夜の眠りに支障をきたすとは思ってませんでした。
夜は元から避けていましたが、昼頃からカフェインを摂取するタイミングを気にするようになりました。
また、カフェインによる覚醒の持続時間は人によりけりで、けっこう個人差があるようです。
カフェインを摂取するタイミングを気にするようになってから、多少なり睡眠が改善した感覚があります。
なので私は、カフェインによる覚醒の持続時間が長めなのかもしれません。
朝は光のシャワーを浴びよう
サーカディアンリズム(概日リズム)は、睡眠本でよく登場する内容です。
振り返ると、これまでの記事でしっかり引用していませんでした。
ということで、今回引用してみました。
私の今の部屋は日当たりがかなり良いです。
なのでそこまで意識しなくても、朝起きたら自然と日光を浴びることができます。
気を付けるとしたら、今後日当たりがあまり良くない部屋に引っ越した場合ですね。
そうなった場合は、意識的に日光を浴びるようにしようと思います。
ちなみに引用では言及していませんが、人間のサーカディアンリズムは25時間周期になっているといわれています。
1日24時間なので、1時間ズレています。
このズレをうまく24時間に調整するのに有効なのが光(太陽光)と言われています。
参考リンクを貼っておきます。
昼寝は午後2時から20分程度がベスト
昼寝も、「入浴によって深部体温の上げ下げで眠気を誘う方法」と並んで登場率の高い習慣です。
またしても引用してみました。
これまでの記事でも引用しているので、リンクしておきます。
今回の引用には書かれていないですが、コーヒーに含まれるカフェインで覚醒効果を狙いつつ昼寝するのもオススメです。
ちなみに私の昼寝タイミングは、昼休みに昼食後なので「12時半」あたりです。
引用だと「午後2時」のタイミングを推奨しているので「12時半」あたりはちょっと早いタイミングですね。
そういったタイミングのズレはありますが、それでも昼寝の効果は実感できています。
あと、前日の夜の睡眠不足を翌日の昼寝で補えるという情報は良いですね。
もし夜に寝不足感があっても昼寝で何とか補えると思えると、余計なプレッシャーを避けれそうだなと。
ただ、これをあてにして毎日のように夜更かししてしまうと本末転倒な気もしますね。
夕方の電車やバスでは居眠り厳禁
昼に短時間寝るのは良いですが、仕事帰りの電車やバスで寝るのは気を付けないとですね。
引用ではホワイトノイズが眠気を誘うと書いてありますが、最初の引用の「ゆりかご効果」もありますし、仕事が終わった解放感もあります。
眠くなる要素がたくさんありますね。
立ったままなら寝てしまうこともないとは思いますが、運よく座席が空いてて座れてしまうと高確率で眠くなります。
電車で居眠りするのって心地いいんですよね。
ただ、夜の睡眠に影響するのであればグッと我慢しないとですね。
ここで睡魔に負けて居眠りしてしまうと夜の睡眠の質が低下してしまい、翌日の帰りの電車でも居眠りしてしまい…と悪循環になってしまいそうです。
私の場合、座ってしまったら睡魔に勝てる気がしないので立ったままでいるしかなさそうです。
おわりに
ということで「最新科学が証明した 睡眠にいいことベスト211」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは、
ゆりかご効果で、す~やすや
お風呂は就寝90分前を習慣に
本の世界に没頭のススメ
睡眠トラッカーに執着しとらんか?
「加重ブランケット」を使ってみよう
カフェイン摂取は午後2時で終了!
朝は光のシャワーを浴びよう
昼寝は午後2時から20分程度がベスト
夕方の電車やバスでは居眠り厳禁
の9つでした。
「睡眠トラッカーに執着しとらんか?」に関して。
「トラッカー」と「とらんか?」で韻を踏んでいる?それともたまたま?
内容と全然関係ないですが、それがちょっと気になってしまいました。
「とらんか?」が独特な言い回しなので、きっと韻踏みを狙ってるのかなー。
ちなみに、本書と同じシリーズで「最新科学が証明した 脳にいいことベスト211」もあるようです。
今回の睡眠の本とは著者も翻訳者も異なりますが、内容的には気になるジャンルです。
いずれ読んでみようと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
「睡眠」関連の読書感想をマガジンにまとめています。
こちらも良ければぜひ。
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