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今日は2022/8/8の日記「ブログなんかを趣味にすな。そして言い訳」

・一期の続きたるメイドインアビスの劇場版を観ました。惨憺たる気持ちです。これなんらかの犯罪だろ。こんな小さい子供たちにこんな……そんでなんかちょっといい雰囲気で終わるのおかしいだろ

・よくよく考えてみると戦闘シーンの作画、めちゃくちゃ凝ってた気がするけど、絵柄がああもデフォルメにされてると、なんとなく「戦闘シーンすごい!」とはならないですね。ていうか、鬼滅の刃の作画がデフォみたいになってきてる感覚が自分の中にあって、あれを標準にしたらなにかが壊れてしまう気がしまう。同人誌で言うと、一度キメたらもうそれなしには戻れなくなっちゃうみたいな感じです。

・・・・・

・同人誌でたとえる必要は、なんらなかったな。

・知人のNが、「自分ブログ始めようと思ってるんす」と言ってきて、うわ、と思った。私がブログをかれこれ数年続けてることは、現実での知り合いでも3、4人しかいない。また、やってることを言った上で、さらに内容まで知ってる人は、2、3人にも満たない。この人たちが変に言いふらかすとも思えないので、Nは偶然私にそれを伝えたわけである。

・「なに書くの?」というと、「新しい挑戦をして、それを記事にしたいんです」と言う。つまり、川を上流から下流まで下ってみたとか、滝行行ってみたとか、そういう「新しい挑戦」←新しい挑戦!? をして、記事を書きたいらしい。もう掛ける言葉なんかないだろ。

・でも一瞬「(あ、ブログって本来そういうものか)」とも思ったし、私もなんか陰気な文章ばっか書いてないで、できれば体験談的なの書けたら楽しいなとは思うけど、でもそれにしても、新しい挑戦という割にはYouTuberが全部やってることだし、YouTuberはダメなの?と聞くと顔は出したくないと言う。顔を出さずにそういう「動」のアクションをしてどうするんだよ。めちゃくちゃな文才があったら臨場感が出ていいかもしれないけど、たぶんそういうのが好きな人はYouTubeならもう東海オンエアを見てるし、ブログならオモコロ読んでる。私は「いいと思う」と言っておきました。

・なんか文章を書く人のポートフォリオとしてブログを続けてるってのは結構アドバンテージらしくて、それ目的で始める人も少なくないらしいですね。私は打算なしに始めて何年も続けてるけど、収益化とか書籍化とかそういうの目標にしてるのが普通なのかな。最近じゃ新規読者を獲得する努力もしてないし……私も滝行しようか? なあ、どう思う?

・ブログをなにか画期的なものだとNは思っているのかもしれない。売れてるブログはそりゃ確かに輝かしいし面白いのもいいけど、底辺さぐってみると私みたいなのもあるわけで、実際Nが本気でその気になって始めたとしても、たぶんブログは「存外陰気な趣味」ということに気が付くだろう。どんなに楽しい体験をして綺麗な写真撮ってきても、それを書き起こしてるときはパソコンの前座ってタッタカとキーボード叩いてるだけですからね。

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