【決定版】誰でもできる!最強のプレゼン術
今回はプレゼンの極意について紹介します。
皆さんも、商談やセミナーなどでプレゼンの機会って結構ありますよね。
でも、そのたびにプレゼンが上手くいかなかったり、自信がないと感じることも多いのではないでしょうか。
私も以前までプレゼンは苦手でした。ですが、いくつかのポイントを意識したことでプレゼンがむしろ得意になりました。そのポイントを今回の記事にまとめています。
今回の記事を読めば皆さんの悩みを解消することができ、必ずプレゼンが上達するようになります。
★結論
以下の3つのステップを踏めば、自然とプレゼンが上達します
1.資料作成編
2.事前準備編
3.実施編
この3つのステップに分けて紹介して行きます
1.資料作成編
この資料作成編は以下の4パートに分かれています
1-1.目的を整理しよう
1-2.相手の情報を整理しよう
1-3.全体構成を決め、原稿を準備しよう
1-4.資料を作成しよう
順を追って解説していきます
▼1-1.目的を整理しよう
4パートの中で一番大事なのがコレです。
当たり前のことですが、皆さんはプレゼンをする目的があってプレゼンをしているのであって、プレゼンをするのが目的ではないですよね。
ですので、自分が行うプレゼンはどんな目的があるのかを明確にさせる必要があります。そこで、まずは目的別にタイプの分類を行いましょう。
・商談
→自社プロダクトを顧客に売ることが目的
・セミナー
→自社商品を将来買ってくれるリードを獲得することが目的
例えばこんな分類の仕方が可能です。
このほかにも目的はたくさんありますが、目的を明確にしておくことが大事です。
▼1-2.相手の情報を整理しよう
相手に合わせてプレゼンの形(スライド、話し方など)を変えていかないと、相手に響かない可能性があります。
あくまでも主役はプレゼン相手です。最終的な意思決定は相手がするので、
「自分が〇〇を売りたい!」ではなく「相手が〇〇を買いたいと思わせる」というように、相手を中心に準備を進めていきましょう。
考えるべきは相手の、年齢・性別・職業・役職・プレゼンを聞く目的
などです。
この分類をすることで、「プレゼンでどんな訴求をすればいいのか」「どんなトークが効くのか」が見えてきたりします。
なので、相手の情報を整理することは大事なのです。
▼1-3.全体構成を決め、原稿を準備しよう
これは、資料を作る前の原稿メモを作るという意味です。
いきなり資料作成に移ってはいけません。先に、原稿メモ作りをしましょう。めんどくさいかもしれませんが、これが後にプレゼンのクオリティを左右することになります。
いきなり資料作成を始めると、論理的なプレゼンができなくなる可能性があるりますが、資料を作る前の核になる簡単なメモを作ることでそれを防ぐことができます。
プレゼンが下手な人はこのパートをすっ飛ばしている人が多いです。
原稿メモで考えなければならないことは以下の通りです
①ロジックの流れ
<結論→理由・根拠→具体例>
この3ステップの流れを踏まえているかという部分を確認しましょう。
まず、冒頭にしっかり結論を述べる。その肉付けとなる理由・根拠を
出してから、具体例に入る。という形が基本です。
②階層構造を意識する
いわゆる、ロジックツリーのことです。
この階層構造を意識できていることが、わかりやすいプレゼンの最低条件
です。階層構造を意識することで完成したプレゼン資料のクオリティが
段違いに向上します。
資料作成に取り掛かる前に、この2点を注意して原稿メモを作ることが大事です。
▼1-4.資料を作成しよう
さて、いよいよ資料作成に取り掛かりましょう。
多くの人が、前半の3パートを飛ばして資料作成に移っているので上手くいかないという例が多いので、必ず前半3つの作業を終えてから資料を作成するようにしてください。
まずは、原稿メモを参考にしながら
各スライドにタイトルと大枠のポイントを張り付けていきましょう。
こうすることで、ロジックの流れや並列構造が分かりやすく整理できるので、「各スライドで言いたいことは何があるのか」「どんなメッセージを伝えたいのか」が明確になります。
次に、これらをデザインに落とし込んでいきます。
・色を使ってタイトルを目立たせる
・図形、グラフなどで視覚的に理解しやすくする
などの作業に移りましょう。
もちろん、資料作成におけるデザインスキルやセンスなども重要です。
しかし、それよりもここまでのステップを整理して、相手の目的にに合ったロジックの流れと階層構造が出来ていることの方がはるかに重要です。
※注意点
<1スライド1メッセージが原則>
1つのスライドの中に複数のメッセージが入っていると、このスライドで何が言いたいのかわからなくなってしまうので、原稿メモを活かしながら
1スライド1メッセージで資料を作成しましょう。
2.事前準備編
この資料作成編は以下の2パートに分かれています
2-1.スライドを動かすトレーニングをしておく
2ー2,録音して聞き直す
順を追って解説していきます
▼2-1.スライドを動かすトレーニングをしておく
資料作成が完成した段階で満足し、実際に動かしながら話すトレーニング
をしないと、当日のプレゼンで資料が予期しない動きをしてしまいテンパる・・・。ということがあります。
絶対に事前に動かす訓練をしておいたほうがいいです。
特にアニメーションを入れている場合は注意が必要です。
当日になって「挙動がイケてない」とか「話すタタイミングとアニメーションが合わない」なんてことになりかねません。
あまりスライドを上手く動かす自身がない人は、下手にアニメーションなどを多用しないほうがいいですね。
シンプルなスライド良いでしょう。
ここまでのステップを整理していればシンプルなスライドでも十分内容が伝えることができます。
▼2ー2,録音して聞き直す
すべてのプレゼン全てで必ずやる必要は無いですが、重要なプレゼンを任されたときには実際に録音して聞き直してみましょう。これをやることで成功率が上がります。
客観的に録音を聞いてみると、作成時には気づけなかったおかしな箇所や不要な箇所、抜け落ちているポイントをしっかり把握することが出来ます。
なので、1度でいいので録音をしてみましょう。面倒な作業かもしれませんが、成功率を上げる要因の1つなので、やるべきです。
もしくは、同僚などに1回プレゼンを聞いてもらうことでも良いでしょう。
3.実施編
この資料作成編は以下の3パートに分かれています
3-1.全体の流れを押さえる
3−2.自己紹介で権威性もしくは共感を訴求する
3-3.アジェンダ(目次)を明確にする
3-4.冒頭15秒で勝負を決める
順を追って解説していきます
その前に、
ここまでの資料作成編と事前準備編でほとんど勝負は決まっています。
実施編ではそれをいかに上手く表現できるかということだけです。
▼3-1.全体の流れを押さえる
全体の流れとしては
・自己紹介
・アジェンダ(目次)の説明
・今日のプレゼンの結論
・結論の理由、具体例
このようになります。
<結論→理由・根拠→具体例>というのは、
「1-3.全体構成を決め、原稿を準備しよう」 で学習したとおりです。
▼3−2.自己紹介で権威性もしくは共感を訴求する
これは、相手に「プレゼンを聞く理由」を持ってもらうための行動です。
理由を持ってもらうためによく用いいられるのが権威性と共感性です。
権威性と共感性についてそれぞれ説明します
・権威性
「この人の話なら聞いてみたい」と思わせること。
経歴、実績、根拠などから権威性を発揮することが出来ます。
例えば「元Google社員が教える◯◯」みたいなタイトルをYouTubeや書籍
で見たことありませんか?これが権威性の活用例です。
・共感性
同じ属性、同じ悩みを持っていることを認知させること。
例えば今回のnoteで「私も以前までプレゼンは苦手でした。」という風に
プレゼンの悩みを抱えていた人たちと同じ属性、同じ立場だったというの
を伝えることで共感性を発揮させていました。
このどちらか一方、もしくは両方を自己紹介の部分で用いることで
聞き手の熱量が変わってきます。なのでぜひ権威性と共感性を取り入れてみましょう。
▼3-3.アジェンダ(目次)を明確にする
全体のプレゼンが長いケースだと、特に重要になってきます。
今どこの部分の話をしていて、あとどのぐらいで終わるのかを事前に分かっていると、聞き手としても集中力を保って聞くことが出来ます。
これは冒頭の自己紹介の後にアジェンダを提示しておくといいです。
▼3-4.冒頭15秒で勝負を決める
どういうこと?と思うかもしれませんが、
今までの流れで、
自己紹介で権威性、共感性を訴求する → アジェンダを明確にし、全体構造を把握してもらう
という部分まで完了しています。
次に、このプレゼンの結論(伝えたいこと)は何なのかを提示するのですが
この部分が1番力を入れるべきポイントです。
基本的に聞き手は結論の部分を知りたくて商談やセミナーに時間を割いているので、冒頭でその結論を提示しましょう。
なので、ずっと同じテンポで話し続けるのではなく、結論に力を入れて話す。それ以外はテンションを落としてゆっくりと話す。などと、メリハリのついた話し方をすることで聞き手を飽きさせないプレゼンが可能になります。
「じゃあ、冒頭15秒はどんな話し方をすればいいの?」と思ったあなたのために、2つの例を挙げます。
①疑問形
冒頭に「皆さん◯◯にお困りではないですか?」と相手が抱えていると
思われる課題に対して言及します。これにより相手に課題を意識させる事
ができ、事前に前提の認識を合わせることが出来ます。その後の話も
スムーズに進みやすくなります。
②ストレートにメリットを言い切る
「◯◯が出来るようになります!」「◯◯を解決します」というように
結果を明示し、ビフォーアフターの状態を相手に想像させることで聞き手
は具体的なイメージを持ったまま話を聞いてくれます。
冒頭でこのどちらか一方、もしくはそれ以外の方法を使った上でプレゼンに入ることが大事です。
その他
以上ですべてのステップを完了したのですが、それ以外で注意すべきことを紹介していきます。
▼資料ばかりを見て話さない
相手を見ながら話しましょう。複数人いる場合は全体を見渡すようにして話しましょう。なるべくスライドを見ずに話すことで、聞き手は自分に直接話しかけられている感覚になり、集中して聞いてくれやすくなります。
▼メリットだけのゴリ押しをしない
例えば売りたい商品にデメリットが有る場合は、隠さず伝えましょう。もちろん、デメリットをそのまま伝えるのではなく、ある程度緩和して伝えましょう。
相手が、後に予期せぬデメリットを発見してしまった場合、デメリットを隠したあなたの印象が下がることになり、その後の関係性にも悪影響が出る可能性があります。
事前にデメリットを伝えておくことで「正直に話をしてくれている」と思ってもらうことができ、信頼されやすくなりあなたの印象も上がるでしょう。
▼言い訳をしない
これはプレゼンに自身がない人、初心者にありがちなミスです。
例えば冒頭に「初めてのプレゼンなので上手く出来るかわかりませんが・・・」とか「新人なので・・・」みたいなことはやめましょう。
これをやっても機体のハードルを下げることはできず、ただ相手を不安な気持ちにさせてしまうだけです。
利き手側が最初の部分で不安感を持ってしまうと、その後で上手いプレゼンをしても、最初の不安感を拭うことが難しいので絶対にやめましょう。
まとめ
今回紹介した3ステップは以下の通りです。
1.資料作成編
2.事前準備編
3.実施編
1番のポイントは、準備までの段階でどれだけ時間をかけられるのかという点になります。ここに時間をかけない人が本当に多いです。
なので1と2のが大事な部分になります。
今回の記事に記載されていることを意識して、しっかりと実行できれば、皆さんのプレゼンの成功確率が大幅に上がるはずです。
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