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憧れのすごい先生のリアルレッスンを受けて、泣いて笑って感動した話③

昨年11月に東京にピアノのレッスンを受けに行ってきました。
憧れの先生のレッスンを受けるまでのドタバタ、レッスン、その後の変化を記録しておきたいと思い、3回に分けて書いていきます。今日が最終回です。

個人的な話で恐縮ですが、よろしければお付き合いいただけたらとても嬉しいです。

☆☆☆☆☆

これまでのお話


東京に行くと普段の5倍は歩くのではないだろうか。
帰宅して、その夜は簡単に寝落ちた。

深く眠ったようで、とても気持ち良く目覚めた。
なんか、生まれ変わったような気分だ。
早くやること済ませてピアノ触りたい(笑)

しかし寒い!
外気温0℃…山は雪が降ったようだ。
昨日は別世界にいたのだな、と改めて思う。

午後3時間ほどピアノを弾いていた。
それなのにいつもなら疲れてくる右手が、そういえば疲れていない。

昨日だいぶ余分な力の抜き方をやっていただいたからかな。
そんなに簡単に掴めるはずはないけど、少しでもなにか変化したことが嬉しい。

昨日、先に求める新しい音が見えた。
見えたことで、これまで弾いてきた「ありがとう」も「メモリー」も他に手掛けている曲たちも、全部やり直しだな、と思ってしまった。

でもそれらは、その時の私の精一杯が詰まった、最高のものだ。
noteに録音をアップできて、心で聴いていただきありがたいお言葉をたくさん頂戴した。
あらためて感謝の気持ちでいっぱいになった。

これらの大切な曲たちも、直接はレッスンを受けていないけれども、教えていただいたことをヒントにして丁寧に練習を続けていこう。
どんなふうに変わっていくか楽しみ。
そう思えた。


またその次の日

もっと早く、もっと若い時に知りたかった、って思ったら涙があふれてしまった。

涙が止まった時、

今知ることができてよかった!

と意識して思うようにした。


LINEでそう友人に話すと、

先生のところに行った人は、最初みんなそう思います。僕もです、小さいころに出会ってたら、変わってたのに…。

そんなこと思いましたが、今だからこのすごさが理解できて、自分のものにできるのだと思ってます。

何も遅くないし、ここからものすごく進化していきますよ、大丈夫😊

今だからこのすごさが理解できる…
そうか、そうだよね。
人は出会うべくして出会う。
遅すぎず、早すぎず。

例え他の先生から10年習ったとしても掴めないであろう感覚を、今の先生に習ってから僕は掴めました。

まだまだ先はありますが、そう自分で感じられた時、過去の悔しさのようなものは無くなっていきました。

ここぴさんも、いずれこの感覚を身体の中に感じられる日がきます。

だから、本当に大丈夫なのだ(笑)

友人の「大丈夫」は本当に心強い(笑)

そういえば9月のnoteにその感覚を掴んだ瞬間が書いてあった。
3年かかったと。


基本的な所がわかってくると、弾く曲全ての音が変わってくるのがわかる、とも言ってくれた。

私はスタートラインに立てたのだ。
そのことが本当に幸せだ。

一日中ピアノに触っていたいくらいなのだが、

田舎あるあるで、知り合いから立派な葉付き土付きの掘りたて大根が20本も届いた!(笑)

放っておいたら凍ってしまうので、半日ががりで様々に調理したり下処理したり、残りは新聞紙にくるんで保存箱に入れた。
(あ、これ記事にすればよかった。今からじゃ遅いかしら。)

ピアノに触る楽しみが先にあると、大根と戯れるのも途中から楽しくなってしまったから不思議(笑)

さあピアノピアノ。

1時間と少し弾いた後、LINEで友人に事細かく長々とアウトプットさせてもらった。
アウトプットするとより定着するから、勝手に同門のよしみで許してもらおう。

1回レッスンを受けただけなのに、同門って言ってめっちゃドヤ顔してる私(笑)


その後クリスマスに向けて2曲、練習を深めていった。
録音してみて、確かに少し音も表現も変化してきている気がする。

そして以前よりも、さらに心から喜びを持ってピアノを弾いている自分がいる。

ピアノ友の存在は偉大だ。
1人だったらどうだろう?
日々の生活に追われて弾けない日が続くと、あの日の感動が薄れたり、罪悪感や焦りが出るかもしれない。
言い訳をしたりしているうちに元の自分に戻ってしまいそうだ。

そして私の拙い演奏でも、あたたかい感想をくださる方々がここnoteにはたくさんいらっしゃる。
なんてありがたいことだろう。
感謝しかない。

私の目標は心に響く音。

今、心が辛い時に必ず聴いて支えてもらっている曲がある。
そのことはまたいつかnoteに書こうかな。

私がその曲に支えてもらっているように、
誰かが悲しい時苦しい時、
一瞬でも心休めてもらえるようなピアノを届けられるようになりたい。 


でもその前に、そんな美しい音をまず届けるべき相手は自分なのだと思う。
自分を満たそう。

先生のレッスンを受けて、つまり本物に触れて、嬉しかった反面、帰宅後に一瞬「ニセモノコンプレックス」が復活して泣いた。

長く親しんできたと言ったら変だけど、その気持ちを確認して、大切に抱きしめて葬った。

だって、日々学ぶ気持ちさえあれば、変わっていく気持ちさえあれば、
今より良くなっていくだけだから。
もう出会っているのだから。


自分とピアノとの間には、プライドもコンプレックスも要らない。

心込めて向き合って、お互いの中にある美しい音を追求して、響かせていきたいだけなのだ。

次いつレッスンに行けるかわからないが、チャンスが巡ってきたら逃さず行こう。
ワクワク学ぶ気持ちは上達を早めてくれる、と友人が言っていた。

今が何歳であっても、
これからの人生で一番若いのは今。
いつだって今が一番若い。

これからもワクワクをコンパスに、今を生きていこうと思う。


(おわり)


⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎


最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

心から感謝いたします。

ここぴ 



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