[カレリア民話] カブ畑のじいさんと悪魔(UKKO TA PIESSA NAKRISMUALLA)
カブ畑のじいさんと悪魔 むかし、おじいさんとおばあさんがいました。彼らはとても大きな畑にカブを植えました。彼らのもとでカブはどんどん成長し、ごろごろどっさり育ちました。
じいさんとばあさんのところから、毎晩のカブが盗まれるようになりました。すでにカブ畑の半分が盗まれてしまいましたが、誰がやって(盗みに)来るのか一向に分かりません。
―じいさん、あんた夜中に見張りに行きなさいよ、泥棒を捕まえないつもりかい。
じいさんは夜中に見張りに行き、畑の端っこに座りました。そこへ恐ろしい男