金曜日はテストの日。【ドイツ語語学学校の話】/Tage303
Grüß gott!
万歳!週末。
筆者が通う語学学校では、毎週金曜日にテストが小テストが行われる。
「Kein Stress〜」
(ストレスに感じないで〜気楽に〜)
と教師たちは言うのだが、テストはテストだ。
生徒の身分としてはなんとなくテンション(力)が入る。
木曜日の夜は結構必死である。
(いや、毎日必死なのだが、必死度が増すと言うか。)
この小テストができていなくとも落第することもなければ、呼び出しもない、何もないのだが、割といい制度だと思っている。
気が引き締まる。
(他の語学学校でもこれは通例なのだろうか?)
A1(超初心者)クラスの時は、この小テストはなんとカンニングOKだった。教科書から答えを探す。
満点を取れそうなものだが、スペルミスや、大文字・小文字の間違いなどで意外と満点は難しかった(私だけだろうか・・・?)
そして毎回最後の設問はオリジナルの文章を書くところがあったので、そこは教科書が通用しなかった・・・まぁ教科書の文章をつなげれば良いのだが。(私はいつもそれで切り抜けていた、おかげさまで今、文章を作ることが大の苦手である)
現在のA2は流石に教科書の参照はしないものの、先生に聞き放題なのである。
日本のテスト中では考えられない。
めちゃくちゃ騒がしい。
中東系の女性たちは、1問1問、先生に聞く。
「これどういう意味?」
「これであっている?」
もはやテストの意味はあるのだろうか?
と、頭の片隅で考えながら解く。
ん?
もはや設問の意味がわからん。
という時もある。
この小テストを受け始めて思うのだが、外国のテストというもの、設問の言葉が優しくないことがたまにある。
どう答えるのが正解なのかわからぬ。
言葉が並べてあるが、これを並び替えるのか、言葉尻を適切に変えるのか、はたまた言葉を足さなければならないのか・・・?
それ相応の知識がある人は、一目でわかるのだろうが、怪しい読解力の己は、設問の時点でまず大混乱である。
思えば、日本のテストは割に事細かに、問題を説明する文章が設問の中に混じって書いてある気がする。
”〜を〇〇の順に並び変えなさい。また語尾に誤りがあるものは正しいものに書き換えなさい”
という感じ。
こちらだと
”並び替えなさい”
以上。
(気のせい?)
そんなこんなで、今週も無事に金曜日が終わり、週末である。
嬉しい。
街にはクリスマスマーケットの木の家が所狭しと並べられていて、
我が街ではいよいよ来週から始まるようだ。
首都ウィーンでは今日から始まる場所もあるそう。
このままここにいたい気持ち半分・・・
最後の1ヶ月はまた旅に出る予定なので、今週末はその計画立てに充てるつもりである。
寒くなったので、カフェで美味しいコーヒーと甘いものでもいただこうか。
この街はスター●ックスがないので、
どこのカフェに入ってもコーヒーやスイーツが美味しい。
大きい街ではあるが、州自体が地元のお店を守るためにスターバック●の出店を許さないのだと聞いた。
そういう考え、心から応援したい。
もともとスターバッ●スさん贔屓ではないので、全然問題ないし、
その土地のカフェが好きなので、
そういうのもこの街が好きだと思う理由の一つである。
いやはや、しかし、今日は寒い。
オーストリアの皆様、いよいよ冬ですね。
日本の皆様も寒い日が増えたでしょうか。。。
ご自愛ください。
Schönes Wochenende!
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