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2023.02.26 雑記 「実」

昨日、美容院に行き、荒れ放題の髪の毛をなんとかして頂いた。
毛先が傷みすぎていて、仲良しの美容師さんに「みわちんどうしちゃったの!」と驚き呆れられてしまった…美容院浮気してごめんなさい…
あとやっすい市販のシャンプーは使うな!と言われ、即きちんとしたものを買いに行きました…🧴
シャンプー安くなる日は、親指の付け根にシャンプーってマジックで買いておきたいですね。(斉藤和義を聴いて)

無事、髪の毛はちゅるちゅるになりました!復活!


最近なんだかずっと、身体が水中にいるような感じがしている。お布団とお風呂の中以外は敵!
この歳になるまで、体調なんてあまり考えずに過ごしてきた。(まだ22歳ですが)
わたしにとって、体調不良とは主にインフルエンザとかそういうもの。インフルエンザに罹っても発熱してくれない低体温のわたしの身体はかなり丈夫である。
ここ数年は多少具合が悪かろうと、市販薬と栄養ドリンクを体内に入れ、病は気から!のど根性生活をしていたので、自分の体調の変化の機微に生活を左右されるようになるとは驚きだ。

なんだか瞼が重い気がして、眠たいかもしれないと思いながらも、今日を逃すと訪れられないので美術館に向かう。
森美術館の展示には外れがない、と思っている。
大学時代に講義に来てくださって衝撃を受けたキュンチョメの作品もあって良かった。
「私が決めた私の名前を声が枯れるまで大声で叫ぼう」
桜田実和は自分で決めた名前だから(苗字だけ変えている)境遇は違えど、興味深い内容だった。
ネットをやっている人生が長いと、幾つも名前を持っていたりする。昔趣味で繋がっていたフォロワーたちは元気でやっているだろうか。



2時間くらい作品を観て回った。
朝から大量の情報を視覚から取り入れたからか、昨日散々配信作品を見たせいか、気圧か、ここからずっと頭痛に付き纏われた。困る。


出張中の友人から、自宅に忘れ物をしたから届けてほしいと言われているので、取りに行く。
長期で家を空けるというので、「部屋綺麗にしておくから擬似一人暮らしさせて」と言って、友人宅の鍵を預かっているのだ。
Wi-Fiを連れて行かれてしまったので、わたしは結局ほとんどを実家で過ごしているままなのだけど。友人宅から向かった方が早い仕事がある日だけ、有難く使わせてもらっている。

この間はバタバタと出張に向かった友人の洗濯物が大量にあったので、朝から洗濯機を2回回し、掃除もした。気づいたのだが、掃除や洗濯、皿洗いはすっきりするから好きだ。
あと、人のためなら大抵のことは出来るのだ。


小学生の時に隣の席の男の子に世話を焼き、彼もされるがままだったので、先生や親から夫婦と呼ばれていたことを思い出した。
最近はお世話してもらうことばかりで忘れていたが、わたしは元々世話焼きなのだった。

友人の忘れ物を無事回収し、郵送する。
仕送りをする親の気分、な気がする。


友人宅の近くにわたしの好きな古本屋がある。
せっかくこちらに来たついでなので寄ってみる。
情報量の多さのせいなのか再び頭痛を感じ、めぼしいものも今回はなさそうなので撤退。

頭痛はするけど、まだ、めげない。もう一軒近くの古本屋に寄る。
目に入った「衣装術2」という本を手に取ると、とても興味深い内容だったので買ってしまった。(家に帰って発見したのだが、裏表紙にSee you soon!と手書きされていて、お知り合いに送った本だったよう。古本はこの巡り合わせが楽しい)
お金があろうがなかろうが、本にはお金を注ぎ込んでしまう。
赤いジャケットに赤いスカートに赤いネイルをして、森美術館の赤と白の袋を持ち、赤い装丁の本を抱えている。いい加減にしてほしい。
地面には赤い南天の実。

ふと、お菓子研究家の福田里香さんのInstagramを観ていて感じた。
仕事に愛と誠実さを感じる人が好きだ。
昨日観た藤原季節さんと高井息吹さんの朗読劇『祈冬』でも思った。お二人とも作品に愛を持ち、誠実に向き合う方々だ。それをひしひしと感じた。こんなにも、滲み出るものなんだなぁ。
私の好きなもの、好きな理由は大体これなのだ。
喫茶店も、古着(洋服)も、本も、舞台も、(もっと色々あるけど)、愛がこもっていて、人の温もりを感じられるものが愛おしくて大好きなのだ。
福田里香さんのInstagramに綴られる文章には、お菓子や器に対しての愛がとても感じられてほっこりする。森茉莉はもちろんのこと、千早茜さん、くどうれいんさん、食べものを美味しく楽しく語れる女性は魅力的。

そんなことを夕方の西陽を浴び、電車に揺られながら考えていた。

さぁ、座れたのでしばらくは目を閉じて安静にして、明日からくる仕事ラッシュに備えよう。

おやすみなさい。

実和


追記:ケーキを食べながらゆっくりするミッションをこの休日に出来なかったので、今度やる。

追記:仕事の素晴らしさといえば名久井直子さん。「素敵な装丁だ、これは名久井さんだろう」と思うと大抵ビンゴ。最近一番好きだったのは、小川洋子さんの『遠慮深いうたた寝』の装丁。
陶器のようで本当に美しく、うっとりしてしまう。

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