短期語学留学!IN フィリピン・セブ島

私にとっての初めての東南アジアはフィリピンでした。ここでの経験が忘れられなくて、東南アジアが大好きになったし、すごく思い入れがある国です。その前にも海外に行ったことはあるけど、自分が自ら行きたいと思って初めて行った国がフィリピンで本当によかったなと思っています!

まず、私がこの短期語学留学に行きたいと思った理由ですが、もともとは私は長期留学をしたいと考えていました。1年間くらい海外の大学で勉強して、英語を喋れるようになりたいなと思っていました。

それまでの私の海外経験としては、高2の時にのリーダーシップ研修で3週間ほどアメリカ・カリフォルニアに行ったのと、同じく高2の時に高校の修学旅行で3日間LAやサンフランシスコなどに行ったことがある程度でした。

いずれも、語学を学びに行く目的とは別な目的で海外に行ったことがあっただけだったので、いきなり長期間海外に行くことや、英語を勉強するためだけに海外に行くことが自分に合っているのか、自分が本当にしたいのかわからない状態でした。ただの憧れで海外に行きたいだけなんじゃないか、という疑問もありました。

そう考えるようになったのは大学1年の夏休みくらいでした。そこからは自分でアルバイトをして留学費を稼ぎました。

当時は学校、サークル、バイト、ボランティアと毎日予定が詰まっていたので、家に帰るのは寝る時くらいという生活が続きました。その甲斐あって、月に3〜5万ずつ貯金をすることができ、春休み前には20万円ほど貯まっていました。

自分では頑張って貯めたと思っていたのですが、留学をするには20万円はかなり少ない費用でした。それでもなんとか留学できないかと、たどり着いたのが「セブ島0円留学」でした。

内容は、語学学校+コールセンターでの業務をすることで、滞在費や学費などがかからずに英語を学べるというものでした。

それまで、フィリピンに行きたい!と特別思ったことはありませんでしたが、調べてみたら公用語が英語で、学校教育としてもかなり英語に力を入れているとのこと。多少のタガログ語訛りがあるにしろ、アジアの中でもかなりトップレベルで英語に力を入れているということを知ってからは「ここじゃないか?」と思うようになりました。

それから、もともと国際協力に興味があって、東南アジアってどんなところだろう?って思っていたので、費用的にも国的にも「これしかない!」と思って、この留学に行くことに決めました。

実際に行ってみたら、大当たり!私がやりたいこと、望んでいたことが全てできた1ヶ月を過ごすことができました!

現地でのスケジュールとしては、月〜金のAM9:00〜17:00までの間で、マンツーマンの英語授業とコールセンターでの業務がありました。

人によってスケジュールはそれぞれだったけど、私の場合は午前中に授業があって、午後はコールセンターというスケジュールでした。

授業はスピーキング、ライティング、リスニング、リーディングのそれぞれをマンツーマンで行いました。大きな机に仕切りがあって、半個室のような状態で先生と1:1の授業でした。最初は緊張したけど、それぞれで先生は1ヶ月ほぼ一緒の人なので、仲良くなればなるほど毎日楽しく授業を受けることができました。ちゃんと教科書を使って授業をする先生もいれば、ただ45分間ひたすらおしゃべりする先生もいて、かなり個性的ですが45分間毎日なんでもない会話をするだけでも、当時全く英語を話せなかった自分にとってはいい機会になりました。

他にも、セブ島はかなり物価が安いのでおすすめです!毎日1食50〜120円ほどあれば十分お腹いっぱい食べれますし、ご飯も美味しいです!ローカルのご飯に抵抗がある方でも、マクドナルドやケンタッキー、スターバックスなど、日本にあるようなチェーン店もたくさんありますし、値段も日本に比べたらとても安いです。

また、国際協力に興味があるという点では、実際に東南アジアで1ヶ月生活してみて、今まで本やテレビでみていた世界を自分の目で確かめることができたと思います。

当時、セブ島の中でも都心のほうに滞在していたのですが、都心から数十m離れるとすぐにホームレス街や物乞いの子どもたちがいるような状況で、これがリアルなんだと衝撃を受けたのを覚えています。それ以降、日本に帰ってからも自分で本を読んだり、他大学の公開授業に参加して少しずつ国際協力について勉強しました。

このように、総じて本当に行ってよかったと思える初めての語学留学でした!私は1人で行ったので、友達ができるか不安だったけど、同じ日に入学した同期とは今も連絡を取り合ったり、現地できたフィリピン人の友達とも連絡を取り合っている仲です。また、自分にとって日本以外にも居場所ができたような感覚で、とても嬉しかったです。今後もセブ島は私にとって特別な場所であると思います。

なにか質問等あれば、また記事にしたいと思います!



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