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【本解説】時給思考

今回解説する本は『時給思考1時間で10倍の成果を生み出す最強最速スキル』です

この本では収入アップに直結する具体的なマインドとスキルを学ぶことができます。著者の金川顕教氏は経営コンサルタント・ビジネスプロデューサー・投資家・事業家・作家の5つの顔を持つ人物です。

結論

本書の結論は5つ

  1. 時給思考は価値を10倍にするスキル

  2. 目標は高く・短く・具体的に

  3. 時給は教える側で跳ね上がる

  4. もっと時給を上げるならパートナーとテンプレ

  5. 10倍にするには3つのスキルが必要

以降で具体例を交えながら深掘りして解説していきます。


時給思考は価値を10倍にするスキル

1つ目は時給思考は価値を10倍にするスキルについて
気になるのが本書のタイトルでもある時給思考というフレーズ。どんな考え方なのか。著者は次のように定義しています。時給思考とあなたの1時間の価値を10倍にするスキル。つまり1時間にいくらの価値を生み出せるかを考えるスキルということです。

このスキルを手にすると大事な1%に集中し、残り99%のことから逃れることができます。大事な1%に集中できると経済的・時間的・精神的な自由を手にすることができます。

なぜ時給思考で考えなければならないのか。
その理由は、時代がお金より時間に価値を置くようになったからです。事実としてココナラやタイムチケットのように時間を売買できるサービスが近年増えてきました。その背景を考えると時間市場が活性化していて時間に価値を置く時代がやってきているのです。

では具体的にどう考えればいいのか。まずは年収や月収という長いスパンで物事を考えるのではなく、1時間の時給という短いスパンで見ていきます。

例えば、1ヶ月20万円の給料だとしたら1日8時間月160時間なので月給20万は時給1,250円となります。この1,250円をどうやって高めていくのかを考えていくのです。1時間の時給で物事を見ていくと無駄な時間が減り時間の質が高まります。


目標は高く・短く・具体的に

2つ目は目標は高く・短く・具体的にについて
時給思考とは1時間の価値を10倍にするスキルでした。ただ気になるのが10倍という部分です。2倍や3倍でもすごいことなのに10倍なんて無理ではないか思いますよね。

しかしそこには理由があります。それが人は目標以上のことができないからです。つまり目標は高く設定する必要があります。私もそうですがどうしてもお小遣い分を稼げればいい、月+5万円あったらとその程度の目標を立ててしまいます。しかしこれでは最高で5万円くらいしか稼げないです。

時給を10倍にすると決めてしまうことで、本当に10倍にするにはどうしたらいいのかを実現に向けて動き出せるのです。だから目標を高く設定することがポイントになります。

目標を高く設定したら次にやることはどんな目標にするかです。著者は長期目標は勧めていません。なぜなら1年3年後5年後といった長いスパンの目標では行動が明確にならずやる気が出ないからです。なので目標は1ヶ月という短期のスパンで考えます。短期の目標で考えそれを回していくことで大きな目標へと近づけるのです。

目標は短いスパンで考えることはわかりましたが、内容はどうしたらいいのか。内容を決めるには紙にやるべきこと、達成したいこと、楽しみたいことを書き出します。それと同時に今やらなくてはいけないことも書き、その中で辞めたいことを書き出していきます。すると『やりたいこと』と『辞めたいこと』が明確になり目標が達成しやすくなります。

以上のことから目標は高く設定し、短いスパンで考え、やりたいこととやめたいことを明確にすることで達成できます。


時給は教える側で跳ね上がる

3つ目は時給は教える側で跳ね上がるについて
時給思考の目標設定は高く短く具体的なポインでした。ここからは時給思考の核心になります。
結論から言うと、時給は仕事選びで9割決まります。とても残酷な話ですね。落ち着いて考えてみたらコンビニのアルバイトで時給10倍なんて現実的にありえないですよね。

そもそも時給を10倍にする方法は次の3つしかありません。
1、会社に所属し会社員として高給を得る
2、起業する
3、投資家になる

著者は2と3を進めています。なぜなら単純にビジネスや投資でお金が入る仕組みを作ることが簡単で早いからです。1は長い年月と能力が求められ選ばれし者しかなれないです。能力だけではなく運も必要になってきそうです。

起業するとしてどんな職種を選べばいいんでしょか。それが家・車・保険・教育です。これらは一般の人が買う商品・サービスの中で高額なものだからです。

職種は分かったとしてどんなビジネスモデルがいいのか。著者が勧めるのがコンサルタント的な仕事です。そう教える仕事は時給が高いです。そこにはお金は買う側ではなく提供する側に集まるという法則があるからです。

例えばセミナーを受ける側ではなく自分で開く側になればお金が稼げることは間違いありません。このような思考の転換によって時給は跳ね上がります。


もっと時給を上げるならパートナーとテンプレ

4つ目はもっと時給を上げるならパートナーとテンプレについて
教える側に回ることで時給が高くなることが分かりました。ここまで来ると時給思考がいかに重要かが理解できたと思います。次はさらに時給を上げる方法についてお伝えします。

ズバリ人に任せるです。著者は次のように述べます。時給を高めるにはどんどん人に仕事を任せていくことが鍵となります。私は人に任せることで時間を生み出し時給を10倍にしました。人に任せると自分の分身が増えるのでやれることが倍掛けで増え自分の時給も増えていきます。単純計算にはなりますが自分ひとりであれば1日24時間ですが分身が10人いれば1日240時間、複数のビジネスを持ち100人いれば1日に2400時間の働きができます。俗に言うレバレッジを効かせるというやつです。

そういった意味でもビジネスを起業することは時給を10倍にする近道なんです。さて分身=パートナーを増やすことが決め手でしたが1つポイントがあります。それがテンプレを具体的に作り込むことです。なぜならテンプレを具体的に作るとパートナーの動きをスムーズにできるからです。

例えばお客様に『売上が上がる方法を教えておいてください』と伝えておくだけではパートナーは何をすればいいのかわかりません。そこで作業手順・日程・進行表など具体的なテンプレートを渡しておけばスムーズに動いてくれるのです。

このようにパートナーを増やしテンプレを作っておくことで時間を増やし時給を上げて いくことができます。

10倍にするには3つのスキルが必要

最後の5つ目は10倍にするには3つのスキルが必要について
自分のパートナーを作ることが時給を上げる近道と分かりました。いよいよ最後は時給を10倍に上げるスキルについて触れます。

著者が勧める時給を10倍に上げるスキルは次の3つです。
1、パブリックスピーキング
2、コピーライティング
3、マーケティング

順を追って説明していきます。
パブリックスピーキングとは人前で話をする技術のことです。なぜこのスキルが10倍になるのかというと、プレゼンの質によって成果に大きな違いが出てしまうからです。プレゼン資料の質は誰が作ってもあまり差がありませんが、スピーチとなるとその差は大きく開いてしまうのです。パブリックスピーキングの学べる講座を受けるのが一番効果的です。無料動画で配信されているものでも十分学びになります。

次にコピーライティングです。これは文章を書く技術です。なぜこのスキルが10倍になるのかというと、今はSNSの普及によってどんな人でも情報を発信できる時代になりました。ブログなどはハードルが低いので文章術が長けていれば大きな成果を出すことができるからです。読まれる文章・信頼してもらう文章を身に着ければ大きな力となります。

最後はマーケティングです。マーケティングとは集客の技術のことです。このスキルは当然と言えば当然です。集客できる能力が高ければ売り上げに直結します。新しいお客様を集めてリピーターになってもらえば鬼に金棒です。マーケティングは日進月歩で変わっていくので実戦で培うのがベストと述べています。

これら3つのスキルを習得することで時給を10倍にすることが可能となります。

まとめ

時給志向のまとめです。
1、年収志向ではなく時給思考に転換しよう
2、目標設定は明確にすることを意識しよう
3、教えるビジネスで時給を上げよう
4、人に任せてさらに時給をあげよう
5、3つのスキルの勉強をしよう

このnoteでは時給志向の超重要なポイントのみに絞って解説してきましたがまだまだ紹介できていない部分が多いです。おすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。リンクを下記に貼っておきます。まだ読んでない人はこの機会に是非読んでみてください。

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