コピーライティングについて
Webディレクターはコンセプトやキャッチコピーでサイトのクオリティが決まることを理解をしなければなりません。
今回の記事は、「サイトコンセプト」「キャッチコピー」「ボディコピー」がそれぞれがどいうものであるかの定義し基本の形を理解しながら、今まで抽象的な表現で議論されてた部分をより具体的に出来ることに加えて、コピーから、よりクリエイティブな制作物を生み出すことを目的としています。
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01. コンセプトについて
【サイトコンセプトの定義】
完成後の世界観や目指すべき方向性がイメージできる言葉です。
【サイトコンセプトの基本形】
サイトコンセプトを決める際は「なんのために」+「どうしたい」で考えると方向性がイメージしやすくなります。
そして、その内容を元にディレクターで本質的な内容を抽出して、言葉をブラッシュアップしてサイトコンセプトといたします。
上記のコンセプトの落とし込みパターンは1つの型であって、全てではありません。各自で自分の型を見つけましょう。
【ヒアリングで深堀り】
「なんのために」「どうした」を定義する為に、ヒアリングが重要になります。様々な角度からの質問で本質的な言葉を引き出していく必要があります。
「こんな感じの言葉欲しいな」というイメージを持ってヒアリングすれば、後々、コンセプトやキャッチコピーに落とし込みやすいと思います。深堀り質問事例を以下にまとめました。
【コンセプトとしてブラッシュアップ】
「なんのために」「どうしたいか」が定義できれば、次はサイトコンセプトへの落とし込みです。「できる・変える・例える」などの切り口で文書をまとめてみると、コンセプトっぽい言葉になります。
02. キャッチコピーについて
【キャッチコピーの定義】
サイトで伝えたいことをサイトイメージと直結させた言葉です。
【キャッチコピーの基本】
「大手企業と中小企業」「コーポレートと集客サイト」ではキャッチコピーの役割が違います。
また、サイトによって「ブランディング系」「メッセージ系」「認知系」などそのサイトタイプとコンセプトにあったキャッチコピーを考える必要があります。
【キャッチコピーの事例と解説】
【キャッチコピーの注意点】
キャッチコピーを決める際に注意したいことは下記の3点です。
【イメージとの調和も考える】
いいキャッチコピーができたらそれにマッチするビジュアルもしっかり考えよう。
03. ボディコピーについて
ボディコピーまでをしっかりと構成することを目指してください。「コンセプト+キャッチコピー+ボディコピー」をワンセットでサイトの目的にあった構成を目指しましょう。
【ボディコピーを書くコツ】
企業側からのメッセージというより、ユーザー視点に立ったユーザーの知りたい情報を書く。
伝えたい要素、内容をすべて書き出し、一文を短くし一文一意になるように書く。
接続詞や「 て・に・を・は」を足して80〜200文字程度にまとめる。
【ボディコピーのパターン】
サイトのタイプにマッチしたボディコピーを書くのがポイントです。
03. 最後に
最後にあなたの生み出す言葉の質がレベルアップする方法を教えます。
世の中にあふれてる、広告コピーや歌の歌詞、書籍で使われてる言い回しを今日から地道にストックしてください。
ストックが溜まればそれらが頭の中で結びついて新しい言葉が生まれます。
デザイナーがWebデザインギャラリーサイトで着想を得るのと同じように、ディレクターもストックした言葉から新しい言葉を生み出すのです。