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スキルに対する投資について

Web制作会社も一般的な会社と同じように、事務所移転や備品の購入など投資としてのお金の使い道はいろいろあります。今回はWeb制作会社の投資で重要だと考える「スキルへの投資」について考え方をまとめます。

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エムハンドでは新しく取り入れた技術や仕組みを「特定スキル」として明確にしています。例えば、ヘッドレスCMSやアクセシビリティ、アニメーションなどです。

これらを習得するには、学習、テスト構築、制作フローに落とし込むなどの時間がかかります。その時間を受託制作業務の中で習得してください、ではなかなか前に進みません。ただでさえやることいっぱいの制作現場で、残業や個人の時間を使ってやってくれるなんてこのご時世、制作会社のマネージャーしてる人は口がさけても言えません。

ですので、ここで投資という考えが重要になります。業務時間内にそのスキルを習得する時間を用意するのが「スキルへの投資」です。


スキルへの投資について

次に、スキルに投資する額についてですが。弊社では会社に残った利益から、決められたパーセントを投資額として決めています。それを最適に分配すれば納得感は得られやすいかと思います。


分配時間について

例えば、500万をスキルへの投資に使うとすれば、500万の案件を受注したときに使える時間、仮に1000時間であれば、その時間を、習得したいプロジェクトの難易度に応じて分配する。

〇 ヘッドレスCMS 500時間
〇 アクセシビリティ 200時間
〇 アニメーション 300時間


そして、それぞれの技術ごとのプロジェクトメンバーを3名程度で構成して、上記で決めた時間を使ってサービスとして落とし込むレベルまで仕上げてもらうイメージです。

Web制作会社はやることも年々増え、人材獲得コストも増すばかりで薄利です。ですので少ない利益をどう次の高単価なサービスに投資できるかが成長の分かれ目です。


writer
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山手重則 
@mhand_yamate




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