ヤマテ / エムハンド

WEB制作会社の経営者として気づいたことや、Webディレクターとしての経験値など、we…

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WEB制作会社の経営者として気づいたことや、Webディレクターとしての経験値など、web業界の人たちの少しでもヒントになるような記事を書いてきたいです。

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    Web制作会社として約20年の経験で培った知見をベースに、置かれている環境や社内制度、仕組み、制作のプロセスなど、Web制作界隈で働く人たちが興味を持ちそうなテーマに関する記事をまとめます。

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ディレクターの評価基準について

働き方改革や雇用形態の多様性で労働自体が大きく転換している中で、評価基準を会社の成長に合わせて作成するのはマネージメント業務の中で非常に重要な仕事です。 ですが、評価基準って一般的な正解はないですし、会社の成長に応じてブラッシュアップしないといけないので、頭を悩ましてる方も多いのではないでしょうか。今回は弊社のディレクターチームの評価基準について書きます。評価基準を作る方の参考にしていただければと思います。 ・・・ 基本設計としては、評価する項目をいくつか設定して、項目

    • 改善し続ける3つの視点

      Webの技術は驚くほどのスピードで進み、トレンドは目まぐるしく変化しています。ハイレベルな対応が要求されている時代に、臨機応変に対応できないWeb制作会社は取り残されるのは必至です。 また、近年のWeb業界では人材の流動性が高く社員の定着率、平均在職年数は低下しています。加えて、働き方改革やリモートワークの増加などによって労働時間は短縮化し、以前と比べて人的リソースが限られてきているのがWeb制作会社の実情です。 このような状況を背景に、どのWeb制作会社でも共通のジレン

      • スキルに対する投資について

        Web制作会社も一般的な会社と同じように、事務所移転や備品の購入など投資としてのお金の使い道はいろいろあります。今回はWeb制作会社の投資で重要だと考える「スキルへの投資」について考え方をまとめます。 ・・・ エムハンドでは新しく取り入れた技術や仕組みを「特定スキル」として明確にしています。例えば、ヘッドレスCMSやアクセシビリティ、アニメーションなどです。 これらを習得するには、学習、テスト構築、制作フローに落とし込むなどの時間がかかります。その時間を受託制作業務の中

        • Web業界の転職作法

          ・・・ Web業界の人財の流動性は今後も高まっていくだろうと思います。うちの会社の離職率も決して低いといえる会社ではない。退職者がでると悲しい。これだけは20年会社経営してても慣れない。 最近は案件の規模感も大きくなり制作期間が半年以上かかる案件も多くある。「次が決まったので来月末で退職します」と告げられるとその調整に膨大な時間を費やす必要がある。 引き継ぐスタッフも大変だし、クライアントさんも不安になる。特にマネージャーの退職は大変。そのチームの存続にもかかわる。どう

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          モノゴトを決定するプロセスについて

          ・・・ 昨今の国葬の問題から「正しいこと」の前に「正しいプロセス」が今まで以上に重要であると感じる。会社組織でもそうだが100対0で「それ正解」ということは少ない。 例えば制作フローや各種ルールでも、今までよりは格段に良くなるが、完ぺきではないことは多くある。悲しいですが、そいうことでも一部の不具合だけを指摘するような議論が社内でも目立つ。 最近、私もやらかした。 議論と丁寧な説明をすっ飛ばして「これでいきます」と制作フローをトップダウンで変更した。 その変更は合理的

          モノゴトを決定するプロセスについて

          Webディレクターとして抑えておくべきSEO施策

          検索での上位表示を目指すWebサイトを制作する際に、ディレクターが抑えておくべき視点をまとめました。SEO対策の知識として必要なサイト構成やコンテンツ、見積もりをクライアントにお出しする時点で考慮すべき点を解説します。 ・・・ 01. まず初めにすること① 対象キーワードで検索 対象キーワードを検索して、どんなページが上位に表示されているかを上位20サイトを分析します。以下の特徴を書き出し、必要な要素を対象サイトに組み込みます。 ② 分析例 まずは、戦えるフィールド

          Webディレクターとして抑えておくべきSEO施策

          Webディレクターがコンテンツマーケティングの提案前に知っておくこと

          コンテンツマーケティングはリスティング広告やSEO対策と並んでよく取り組まれるWeb集客対策です。今回は、Webディレクターがコンテンツマーケティングを提案する前におきたいポイントについて解説したいと思います。 ・・・ 01. 外部ライターに丸投げするコンテンツは結果が出ないとりあえず、キーワード入れて2000文字の記事を書けばOK、というのは大昔の話しです。外部のライターに安い単価で丸投げして、誰でも書けるような全般的なことを説明したコンテンツは、ほぼ費用対効果に見合う

          Webディレクターがコンテンツマーケティングの提案前に知っておくこと

          リスティング広告を提案するべき案件の見極め方

          Webディレクターの皆さん、担当した案件のWebマーケティング対策は提案していますか?Webに力を入れてるクライアントさんですと、既にリスティング広告を自社で運用してるクライアントさんもいますが、まだまだリスティング広告を出したことがないクライアントも多いのではないでしょうか? 弊社でも多くのご相談をいただきますが、まず初めに理解しておきたい事実として、競合ひしめくキーワードでは、7割の案件は費用対効果が合わない場合が多いです。ただし、逆を返せば3割の案件は適切な運用をすれ

          リスティング広告を提案するべき案件の見極め方

          Web解析を行う前に理解しておくべき3つの視点について

          最近、Web解析のご相談をいただくことが非常に増えてます。サイト完成後のWebマーケティングを強みとしてる弊社としては喜ばしいことですが、ご相談の中には、とりあえずWeb解析したいという漠然としたご相談のケースも多くあります。 そこで今回は、費用対効果以上の情報を得るために、Web解析を行う前に抑えておくべき、基本的な考え方について解説します。 ・・・ Web解析に重要なのは解析する目的エムハンドが考えるWeb解析は、決められた項目を杓子定規でレポーティングするだけには

          Web解析を行う前に理解しておくべき3つの視点について

          サイトリニューアル時にWebディレクターが考えるSEO対策について

          今回の記事は検索で上位表示を目指すサイトリニューアルに役立つ記事を書きたいと思います。SEO対策は様々な要素がありますが、ドメインエイジや構造化マークアップのようなことではなく、Webディレクターがディレクション時に考えなければいけないSEO対策について書きます。 ・・・ 01. WebディレクターはSEOをどう捉えるべきか検索エンジンは日々進化しているため、急激な変化に戸惑うWebディレクターや、複雑でややこしいSEOと向き合うことを避けているWebディレクターもいるか

          サイトリニューアル時にWebディレクターが考えるSEO対策について

          コンペで勝ち抜くプレゼンテクニック 受注率を上げる7つの要素

          Web業界で新規案件の受注といえばコンペです。 エムハンドでは「万年2位で落選」という時代を長く経験しました。複数の制作会社の中から最後の2社までは残るのですが、あと一歩及ばない。そんな一番しんどい失注です。そこから工夫を重ねて、受注率改善につなげてきました。今回はエムハンドでコンペの際に意識している7項目をご紹介したいと思います。 ・・・ 1.プレゼンの順番が重要エムハンドの参加するコンペは5社程度の競合で争うことが多いです。1社目と5社目では、クライアントからの質問の

          コンペで勝ち抜くプレゼンテクニック 受注率を上げる7つの要素

          会社と従業員のための「業務委託契約書」 抑えておくべきポイント

          Web制作の際に結ぶ契約書を業務委託契約と言います。何が書かれている契約書かご存知ですか? 仕事をする時に結ぶ契約書であることはご存知かと思いますが、現場で働く人にとっては小難しい文章で書かれてますので、「よくわからない」というのが現実ではないでしょうか。 今回の記事は弁護士さんが解説するような切り口ではなく、現場のWebディレクターの人たちでも、理解が深まるように解説してみたいと思います。 ・・・ 1.業務委託契約書の内容業務委託契約書に書かれる内容は、おもに下記の

          会社と従業員のための「業務委託契約書」 抑えておくべきポイント

          ホームページ制作で重要なコンセプトの言語化は、Webディレクターの重要な仕事

          今回は、ホームページの制作前のコンセプトの言語化を大事にしようというお話です。 コンセプトを言語化はWebディレクターの重要な仕事です。制作における数ある工程の中でもセンターピンのような業務になります。ボウリングでは、センターピンをうまく狙えばストライクが取れます。つまり、コンセプトの言語化は、業務を成功させるために重要な位置づけにあるということです。 コンセプトを言語化する際は、制作着手前にクライアントに対してヒアリングすることから始めます。コンセプトを決める要素として

          ホームページ制作で重要なコンセプトの言語化は、Webディレクターの重要な仕事

          正しいWeb制作会社の選び方。Webで成功してる会社は、担当者との相性だけで選ばない。

          中小企業の経営者の方、企業のWeb担当者の方へ、Web制作会社側から見たWeb制作会社の選ぶ手順と、ミスマッチしない選び方を解説したいと思います。Webのことはよくわからない、デザインセンスがない、そんな方でも、希望の制作会社が見つかる方法ですので、参考になれば幸いです。 ・・・ 1.Web制作会社を選ぶ手順最初に結論を簡単にまとめます。 電話やメールでお問い合わせするのは5~6社にしてください。実際に打ち合わせ話しを聞くのはその中の2社で十分です。そして、発注する1社を

          正しいWeb制作会社の選び方。Webで成功してる会社は、担当者との相性だけで選ばない。

          リモートワークを振り返る変化、気づき、改善とこれから。新しい時代の組織の作り方。

          2020年3月以降、リモートワークが普及してから皆さんの会社にはどんな変化がありましたか?今となっては出社を前提とした働き方が懐かしいですね。 今回は、Web制作会社である弊社のリモートワークで起きた変化と気づきと改善、そして、これからについて書きたいと思います。 ・・・ 1. エムハンドのクリエイターは7割以上がフルリモートワーク弊社ではデザイナーやエンジニアの75%はリモートで在宅勤務です。希望者は2020年3月以降、フルリモートワークに切り替えました。 コロナ以

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          「技術力=マネージャー」ではない 制作会社のマネージメントで役立つ おすすめ書籍5選

          今回の記事はWEB制作会社でマネージメントしてる方、目指してる方に読んで欲しい5冊です。 どの本にも書かれてます。マネージメントは「特別な能力やセンスは必要ありません」と。私もそう思います。19年間、社長していますが、特別な能力ではありません。 僭越ながら1つだけマネージメントについてアドバイスするならば、技術や知識としてマネージメントを学び、自分に合ったスタイルでマネージメントすることだと思います。 マネージメントは決して持って生まれた能力ではありません。陥りがちな失

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