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銀河鉄道の夜

今日は七夕。
ずっと曇りと雨が続いていたけれど、関西地方はよく晴れていた
彦星と織姫様はきっと出会えたでしょう。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読んだ。
七夕の日にピッタリな作品。

ジョバンニとカムパネルラが銀河鉄道の旅に出る物語
この作品にはほんとうのさいわいという言葉が出てきて
重要なテーマの一つだと思う

誰かのために自らを犠牲して周りの人のことを考え行動すること
そうすることがほんとうの幸せだとこの作品は伝えようとしていると思った

カムパネルラ:「ぼくわからない。けれども、誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸なんだねえ。だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。」

自分にカムパネルラのような行動が取れるだろうか
できると声を大きくして言えるひとは少ないかもしれない(自分を含め)
だけどそういうことを考えられる人が少しでも多くいたら
きっと平和で幸せを感じる世界になるはずだ

自分もジョバンニになったつもりでカムパネルラの思いを胸に秘め生きたいと思う

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