7月29日

7月29日 相変わらず蒸し暑い

帰りの電車で友達から教えてもらった折坂悠太さんの「トーチ」を聞いている。

歌詞が少し抽象的ではあるものの、何か大変な事が世で起きたその日。僕はどんな日々を過ごして、どんな感情になっていたのだろう?と。
とてもキツく辛い日にどれだけ幸せに目を向けれるのだろう?と。そしてキツく辛い日に“他の周りも辛いんだ”とは言わない優しく寄り添ってくれる。深く考えさせらる。そんな曲なのだ。

“街はもう変わり果てて 
光も暮らしもない夜に 
お前だけだ その夜に
あんなに笑っていた奴は

壊されたドア 流れ込む空気に
肺が満たされてく 今は何も言わないで

お前だけだ あの夜に
あんなに笑っていた奴は
私だけだ この街でこんな思いをしてる奴は”

今まで“歌詞”というのに注視したことがなかった。何かメロディーや音のフレーズとかで聞いてる事が多かった。
“あ、この時のギターとかベースの音、フレーズが良いよね!”とか。
だから歌詞はうろ覚えの事が多くてですね。
後から“この曲こんなえげつい歌詞してたんか!!”とびっくらすることがまぁまぁありました。

でも最近は歌詞をちゃんとしっかり聞くようになった。この曲は何を伝えたいのか。そんな事を考えながら。何回も何回も。自分なりにしっくりくるまで聴き続ける。

なのでSpotifyでは手軽に左スワイプで“次に再生”ができちゃうので、ドゥダダダーーと左スワイプし続けるので、10曲連続同じ曲を聴くという、まーきしょい聴き方をしてます。

絶賛“トーチ”もそんな感じなのである。

数日前に教えてもらったが、早くも自分の週間好きな曲ランキングにランクインしている。
素敵な曲に出会えるのはとても嬉しい。

電車に乗ってる人にはチラホラ浴衣姿の女性が居る。どうやら隅田川花火大会だったらしいですね。

らしいですね。と書いているのはバイト中にお客さんから「今日、隅田川花火大会だからねー」というのを聞いて、今日が隅田川花火大会なんだと知ったのである。

どうやら4年ぶりの開催みたいで、すんごい人だかりだとか。今Twitterを見ると駅前が人でぎゅうぎゅうの動画が上がっていた。うわーー。と思いつつも花火大会行ってる人が少し羨ましく思ってしまう。

いつ以来行っていないだろう。花火大会。
5年前とかに当時付き合っていた人と行ったのが最後かも。行く前は人が多いもんなーとかちょっと思うけど、やっぱ好きな人と花火を観るのは趣があって楽しかった。あとあのお祭り感も非日常を味わえるので好きだったりする。わざとぼったくり料金の焼き鳥とかかき氷買ってさ。あれが良かったらもする。人が花火に魅了されるのも分かる。

絶賛非リア充なもんで、行く相手も居ない。来年までには何とかべっぴんな彼女を作って花火大会に行ってやるんだ!!へへっ!!

くそ。こんな恥ずかしい文章を書いてしまっているのが虚しくなる。

彼女なんか居なくてもいいもーーんだ!!
花火なんか観なくても素敵な曲を爆音でイヤホンで聴く方が幸せなのだよ!!聞いてるか浴衣姿でイチャコラしてるカップルどもよ!!

ちょうど“トーチ”を聞いてたらこんな歌詞が流れました。

“私だけだこの街で こんな思いをしてる奴は”

ちくしょーーー!羨ましいぞ!!このヤロー!!


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