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転職する前に北陸ひとり旅に行ってきた(出発・福井編)

こんにちはです。
前回は、ひとり旅の事前準備編ということで、ひとり旅をしようと思った経緯や移動手段やホテルの予約など、振り返ってきました。
今回は、いよいよ出発・福井編ということですが、移動手段の説明(どの路線を使ったのか、費用や所要時間など)は既にしているので、そのあたりは省いて、僕が周ったおすすめのスポットと、何を感じたかをご紹介したいと思います!
よく◯◯県おすすめ20選!とかあるかと思いますが、それもう選抜されてないやん…と思っていた方は必見です!

近い内容をYouTubeでもまとめているので、是非こちらもご覧ください!


■行ったスポット

-福井駅

名古屋駅からJR特急「しらさぎ」に揺られること約3時間。
福井駅に到着すると、SNSでよく見かける彼がお出迎えしてくれます。

余談ですが、JR福井駅の構内にだけいるのかなと思ったんですけど、このあとご紹介する「福井県立恐竜博物館」にもいるし、福井駅から東尋坊の向かう際に利用する「えちぜん鉄道」の改札前にも彼はいます。

-駅前

流石は福井。駅前の広場にはいたるところに恐竜がいます。
最初見た時はシンプルに「すげー!!」と一人で興奮しました。
てか、なぜ福井でばかり恐竜の化石が見つかるのかが疑問なので詳しい方教えて欲しいです。

-福井城跡

福井城は1583年(多分あってる)に全焼しており、天守閣はありません。
天守の石垣とお堀のみが残っており、近くにある内堀公園と県庁が印象的でした。

僕は城や歴史マニアでもないため、正直「ふーん、なるほどね」と最初は冷めた印象を抱きましたが、なんだかんだ福井にいる間は内堀公園に何度か訪れたので、少しゆっくりするには良いスポットかと思います。

-永平寺

前回の事前準備編で予約したレンタカーに乗り、福井駅から30分ほどのところにある曹洞宗の大本山永平寺に行きました。
近隣の有料駐車場を利用しました。比較的永平寺から近いところにいくつかあり、呼び込みの方も立っているので分かりやすいです。

永平寺は福井の観光スポットを調べると必ず名前が挙がる人気スポットなので、行って損はないかと思います!
YouTubeを見てもらえると実際の雰囲気は分かりやすいかと思いますが、曹洞宗の大本山であることから、なにか妙なエネルギーや雰囲気が感じられ、これがパワースポットやスピリチュアルスポットなのか…と俗な感想を抱きました。

拝観するのには大人700円、小中学生300円かかりますが、僕はスケジュールがタイトであったこともあり、拝観はせず、外をぐるりと周るだけでしたが、それでも十分堪能することが出来ました。

-福井県立恐竜博物館

さて、永平寺から車を約30分程度走らせ、福井県がごり押ししている(言い方…)恐竜博物館に行ってきました。
少し前にリニューアルをしたとのことで、今回一番期待を寄せていたのがこちらになります!

「なんだここ、めちゃくちゃいいじゃん…!」

大人1,000円の入場料にも関わらず、子どもはもちろん大人も楽しめる激熱スポットです。館内はすごく綺麗で、思った10倍は恐竜の化石標本も展示されており、その迫力に引き込まれます。
恐らく、恐竜に興味がない方でもそれなりに楽しめる施設ではないでしょうか。

ただし、ひとり旅ということで、僕は一人で訪れましたが、客層としては「家族連れ」「カップル」が大多数。男性数人で来ているグループもいましたが、残念ながら僕のようなソロプレイヤーは目測で0人。
その肩身の狭ささえ、恐竜の前では意味を成しませんでしたが、ふと我に返った瞬間に寂しさが沸き上がり、帰りは小走りで後にしました…。とほほ。

-平泉寺白山神社

次は平泉寺白山神社です。
こちらも福井で観光スポットを調べると必ず出てくるかと思います。
恐竜博物館からは車で約15分程度と近いです。

時間はまもなく午後4時、太陽も少し傾き、茜空になってきた頃合いです。

恐竜格物館が想像以上に良かったため、個人的にもう大満足しており、あまり平泉寺白山神社には期待をしていなかったのですが、今回の旅行で個人的ベストスポットは完全にここです。

高く聳え立つ杉並木と苔の緑がとても素敵で、こういう風景はなかなか見ることは少ないかと思います。

思った以上に広くて、ゆっくり歩きながら時間を過ごすことが出来ました。

前述の通り、日も少し落ちてきて、帰り際には真っすぐ続く参道が幻想的でした。
もしかすると、雨の日もいい味を出す場所かもしれませんね。

-ESHIKOTO

さて、色々周っていよいよ最後です。
個人的に福井で一番の洒落スポットではないか?と思うESHIKOTOです。
こちらは黒龍酒造擁する石田屋が運営している施設です。
色々な日本酒を取り扱い、カフェやランチー/ディナーが出来るレストランもあります。

山のふもと、畑のど真ん中にぽつんとモダンな施設がありますが、風景を害することなく溶け込んでおり、凄い素敵な施設かと思います。僕が行ったときは観光バスも止まっており、施設に入るとマダム達が日本酒を物色しておりました。

レストランを利用しなければ、長時間滞在できるような施設ではないかと思いますが、僕は気になっていたのと日本酒を買いたくて訪れました。

福井駅まで約30分程度であるため、僕のように色々周って最後に行くなどしてもいいかもしれませんね。

-東尋坊

最後はご存知、東尋坊です。
福井といえば、東尋坊。東尋坊といえば、福井。
日程としては、2日目に訪れてます。

こちらについてもESHIKOTOから福井駅に戻った後~2日目に訪れた東尋坊、金沢に向かうまでをYouTubeにまとめてますので、良ければご覧ください!


さて、移動はJR福井駅のすぐ真裏にあるえちぜん鉄道を利用しました。
他にも移動手段はあるかと思いますが、どれも所要時間は変わらないため、カミナリグモのローカル線を聞きながら向かいたいのでえちぜん鉄道を選択しました。

三国港駅からは京福バスに乗り、約10分程度で東尋坊に着きます。
ここまでの行き方や料金、時間については以下簡単にまとめておきます。

福井駅から三国港駅までの料金と時間
三国港駅までの時間:約50分
三国港駅までの金額:820円

三国港駅から東尋坊までの料金と時間
三国港駅から東尋坊までの乗車時間:約10分
三国港駅から東尋坊までのバス料金:200円

いざ、東尋坊へ。
バス停から東尋坊までの道中には飲食店やお土産屋さんが立ち並び、11時頃で既に賑わっており、顔が赤い人もちらほら。
ぱっと見たところ、これだけインバウドの世の中にも関わらず、なぜか外国人観光客は少なく、ほとんどが日本人ですか。

これが東尋坊、日本海ですか…。

テレビでは何度も見たことがある東尋坊でしたが、
実際に来るのは初めてで衝撃を受けました。風がめちゃ強い。
そして、崖のギリギリまで行くと結構水しぶきも飛んできます。

自然の力強さ、そして偉大さを肌で感じられる、それが東尋坊。
もちろん柵などはないため、かなり危険な場所ではありますが、
皆さん結構ギリギリまで攻めて浪打際を覗いていました。

どれどれと自分も覗くとこりゃ大迫力。
絶対に落ちたら死ぬな…と思いつつ、その時自殺の名所でもあることを思い出しました。

帰りのバスの話なんですが、
年配のご夫婦の後ろに座っていると会話が聞こえてきて、
どうやら東尋坊に1人で来ていた若い女性について話題していました。

「あの女の子1人ぽかったけど、大丈夫か?」
「自殺しにきたんじゃないか?」
「東尋坊に1人で来る人なんでいるわけない」

最後の言葉がぐさっと僕にも刺さり、
「ぼくも1人で東尋坊来ましたけど、ちゃんと生きて帰ってますよ」と声をかけたくなりましたが、それはぐっと堪えました。

そんなこんなで男ひとり旅の福井は終了です。
東尋坊を後にし、その足で僕は金沢に向かうわけなんですが、
金沢についてはまた別の機会でお話したいと思います!

ご覧いただきありがとうございました!

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