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2020年8月の記事一覧
ドレスアップされた昨日
境目も持たずにまた再会して、さらなる思いを手繰り寄せ、孕む季節が和み、ひたすらに無知な所以にからまる行方や、真相をつらぬき、うそぶくだけの世界が正解すら持たずに、持ち合わされた意味が世界を駆逐して、チクチク痛む胸の内に迫る意思的な汚穢が悩ましく迫り、過信ばかりの日々が悲観的なものを打ち出して、奪い合うだけの今に期待感すらなくなって、気配を攪拌して、成否を厭い、ひたすらに漁るだけの輩が支配する気配の
もっとみるなるようにしかならない
ケバい裏通りにリリカルな歌声、他人行儀な街灯が照らす孤独な獣、成し遂げたあとに磔にされている老若男女たち、立場をとってなんか考える隙間もない海馬、リバイバルされてゆく面影との和解を終え、ガイダンスには一切従わずに、舌足らずな鳥たちが歌う幸福論なんかに耳を傾けずに、偏りを感じるような思想には加担せず、子孫繁栄がうるさくつきまとう機械的な行動理論が、意思を拘束しやがるから、次々と裏切り暴れまわる。バー
もっとみる退廃的な君を照らすもの
ぽっこりした太陽のお腹、照らす日差しが憎らしく、くたびれた身体を羽交い締めにしている夏も終わり、緩やかな胎動で和む年月などは、いっしゅんの出来事で、出来合いで愛した君も、いずれかは嫌いになるだけ、だ。フレーズが無限に増殖して、反復作業を続ける刹那に送り込まれる無限性の制圧や、圧壊し続ける先々では、たおやかにゆらぐ無数の雲が、豊かさなんかを象徴したりして、つたない日々を繋ぎ合わせる針と糸を持って、報
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