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鎮める力、集結の必要。

地震が多いです。
みなさまお変わりないですか?
今後もどなたにも被害がありませんように。
今日は続けてヨガ教室がありました。
ヨガをやると自分と同時にその場も鎮まりますよね。

それってすごく不思議だと思いませんか?ヨガをやった時、自分に対して衝撃がすごくて私は講師になるまで勉強したんですけど、実際に自分がインストラクターとして現場を踏むようになって、次の衝撃はこれでした。

初めての現場は主にスポーツクラブでしたが、前後は激しいエクササイズのクラスが多いです。窓や鏡が曇るほどの熱気ムンムンのスタジオの次が私のヨガクラスだったりします。

そこに今度はヨガをやろうと疲れた方が大集結します。ストレス発散に来てる方や、他のスポーツのメンテナンスに来てる方ばかりですから、その熱気ムンムンにさらにネガティブな疲れた空気が重くなって始まります。

しかし、最後のシャーバアーサナ(リラクゼーションの屍のポーズ)が終わり、瞑想の時間になる頃には、爽やかな陽だまりの草原の上にそよそよとした風が吹いているような、自然の中でも最も心地良い状況になるのです。

そしてとても静かなんです。もちろん物理的静けさもあるんですが、なんていうか全部「鎮まった」という言葉では形容できない、この上ない至福の静けさなんですね。

空気清浄機のような人工的な浄化とは違う、綺麗さ何です。そう、場が綺麗なのです。

この人の体と心が作り上げた静けさ。それでいてどっしりと地盤が安定するような安心感。そこに包み込まれた時、「あーこの仕事今日もやってよかった」と思います。

これがヨガの力だと私は衝撃を受けたのを覚えています。それから講師になって15年。すべての現場がそうなります。小学生だとしても高齢の方だとしても。

地震や自然の猛威と、人間がどう関係しているかは私の知識ではわかりません。でもこの衝撃的な空気の変化を体験し続けて言えることは、人が場を安静にすることもできるんだという可能性です。

一緒にソワソワしたくなる。一緒に不安になることもある。でもそんな時こそ、この力に頼って見てもいいのではと思って私は今日も2クラスとってもがんばりました。みんなで一緒に、場を作る。

場を作るって、実はその「地」も「空気」も一緒なんですよね。

その全てが安定した時、私たちが受け取る恩恵の大きさに日々、圧倒されています。

そんな場作りに集中し、
空いた時間は祈りに集中して過ごします。

それがヨガ講師の仕事です。休みはありません。寝ている時も安静にして寝る。いつもどこでも安定してその場と一緒になる。それがその地と一緒に安定することにつながる。いつもいつもそうすることが「仕事」なんです。ヨガクラスをすることだけが仕事じゃなく、いつもいつも。

全ての人が守られますように。
心から、体から、静かにここから。

そして明日も、毎日みんなでその場を作ります。

安心安心^^

大丈夫大丈夫^^



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