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ソフィーとスターバックス:ロゴの由来

私の記事では【洋書から得た学びを行動に移す 「読むからはじめる英会話スクール」 ソフィー・ジ・アカデミー 】の洋書テキストや英語の学び方、クラスであったことなどについて書いています。

それは1995年11月、ソフィーの創業者、三浦 |哲<さとる>が、アメリカ・ケンタッキー州の大学に留学中、サンクス・ギビングの休暇を使って友人とシカゴに遊びに行ったときのこと・・・。(以下、創業者 談)

シカゴの書店の中でスターバックスに出会う
以前シカゴに住んでいたその友人は、いろいろなところに連れて行ってくれたのですが、そのうちの1つがシカゴにあった大型書店、Barnes & Noble でした。

今でこそ日本でも当たり前になってきていますが、当時、未購入の本を店内の椅子にゆっくり座りながら読める、というスタイルはアメリカ内でもまだ一般的ではなく、かなり衝撃的でした。

その書店の中に、これもまだアメリカでそれほど全国的に有名にはなっていなかったスターバックスがあり、その中へも未購入の本を持ち込んでコーヒーを飲みながら読める、ということにはさらに驚きました。

人々が本をテーブルに山積みにしながら、コーヒー片手に心から満足気に本を読みまくるその光景を鮮明に覚えています。

「学びの場がこういう雰囲気だったらいいのに」

そう思って、その場所のイメージは、とても強く印象に残りました。そしてその時の印象が、ソフィーの教室を作るときに大きな影響を私に与えました。

スターバックス本社への手紙
ソフィーをつくる時、シカゴの書店の中で見た、あのスターバックスのような雰囲気で、学ぶことを心から楽しめる環境を作りたいと考えていました。

だからロゴを考えることになったとき、スターバックスのロゴを参考にしました。業種が違うので問題はないと思ったのですが、念のためスターバックスの本社に会長のハワード・シュルツ氏あてに手紙を出しました。

「私はスターバックスのような、人間を大切にする教育の場を作りたいと思ってスクールを作りました。そしてその思いをこめてこのようなロゴを作りました」

だいたいこんなことを書いて、ロゴの画像と共に郵便で送りました。
そうすると1~2ヶ月後に、返事の手紙が来ました。ハワード・シュルツ氏本人からではなかったのですが、マーケティング担当の人から、タイプした文章が届きました。

スターバックスから届いた手紙と封筒
「私たちはあなたがスターバックスのような雰囲気のスクールを作りたいと思ってくれていることを、とてもうれしく思う。ぜひがんばってほしい。」

そんな内容でした。まさか返事が来るとは思っていなかったので、とてもうれしかったのを覚えています。

スターバックスの方からいただいたお手紙。ソフィーの宝物のひとつです。

ロゴの中の黒ネコ
ロゴの中の黒ネコ、これには名前があって、「mew (ミュウ)」と言います。ネコの鳴き声から名付けました。ミュウはソフィー起業前に静岡で働いていたときに、確か伊豆の方のどこかのお店の看板で見たイラストがもとになっています。車の運転中にそのイラストがパッと目に入ってきて、なんとなく印象にずっと残っていたのです。

これはどこかで聞いたのですが、黒ネコは「変化の象徴」だそうです。教育の世界に変化を起こす力になりたい。そういう思いをこめて黒ネコをロゴに選びました。

ソフィーのねこ、mew(ミュウ)

このロゴの黒ネコ、ミュウを気に入ってくれている人は多く、時々、記録表や振り返りシートにイラストを描いてくれたりする生徒さんもいます🐾

スターバックスで本を楽しむ人々のイメージをもとに作ったソフィーの教室の様子はこんな感じです。

コーヒーのよい香りがする教室で好きなじっくり本を読み、仲間といっしょに学び合い、学んだ内容を行動に移します。


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