Metzgerei SASAKI

田園調布のシャルキュトリ専門店 3年間ドイツで修業し、国家資格であるゲゼレを取得した職…

Metzgerei SASAKI

田園調布のシャルキュトリ専門店 3年間ドイツで修業し、国家資格であるゲゼレを取得した職人がつくる本格的なハム・ソーセージと、2021年パテ・クルート世界選手権で優勝の福田シェフがつくる上質なパテを販売しています。

最近の記事

ドイツが認めた食肉加工職人、ゲゼレの紹介 〜関進一篇 vol.1〜

メッツゲライササキには、ドイツで修行の後に食肉加工職人「ゲゼレ」として認められた社員が現在3人います。第1回のnote『「メッツゲライササキ」のnoteをはじめます』でもお話ししたとおり、「ゲゼレ」とは、技術や知識を持つプロの職人としての国家資格です。今回は、最初にドイツに渡った関進一に、修行当時のエピソードや現在の仕事に繋がっている点について語ってもらいます。 「いつかマイスターの下で働いてみたい」が実現。 こんにちは、タカラ食品の市原工場で副工場長をしている関進一です

    • 旨みを閉じ込めた自信作「田園ベーコン」について

      こんにちは、メッツゲライササキ代表の佐々木です。今日は当店のメニューの中から、私個人としても手土産の定番にしているおすすめの一品、「田園ベーコン」についてお話しします。 ベーコンって加熱調理しないと食べられないと誤解されがちなのですが、ハムと同じように加熱してから販売されるので、そんなことはないんです。少なくとも当店の「田園ベーコン」は、最初は薄くスライスして、焼かずに食べてみてほしいです。 本来ベーコンというのは鰹節と同じような感じで、長時間吊るして乾燥・熟成させて

      • シグネチャーアイテム「ヴァイスヴルスト」について

        こんにちは、メッツゲライササキ代表の佐々木です。今日は当店のメニューの中から、ドイツ系シャルキュトリのシグネチャーである「ヴァイスヴルスト」、についてお話しします。 初回「『メッツゲライササキ』のnoteをはじめます」でも書きましたが、うちのシャルキュトリは現地と同じ製法で提供するために、一般のスーパーやデパートには出すことができません。ここでしか出会えない、特別な品々をぜひ味わっていただきたいです。 ドイツの朝ごはんの定番、ふわふわ食感のヴァイスヴルスト。 当店こだわ

        • スペシャリテ「鴨とフォアグラのパテ・クルート」について

          こんにちは、メッツゲライササキのシャルキュティエ福田です。今日は当店の目玉の一つとも言える「鴨とフォアグラのパテ・クルート」について。前回の記事『「メッツゲライササキ」のパテ部門を担う、シャルキュティエ 福田耕平』でもお話しした通り、完成するまでにはかなりの試行錯誤がありました。その末に辿り着いた、「シンプルだけど重奏的」なパテ・クルートの魅力をご紹介します。 ルネサンス時代から受け継がれる“シャルキュトリの王様”。 パテ・クルートは、シャルキュトリの王様と言われています

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          「メッツゲライササキ」のパテ部門を担う、シャルキュティエ 福田耕平

          田園調布にあるシャルキュトリ専門店「メッツゲライササキ」。今回はここで「シャルキュティエ」を務める福田耕平がフレンチの料理人から現在の道を選ぶまでを紹介します。 「期待に応えるため」料理の腕を上げてきた。 「パテ・ド・カンパーニュ」や「鶏白レバーのパテ」など、フランス流シャルキュトリを担当する福田。世界大会で最高の評価を受けた「鴨とフォアグラのパテ・クルート」は、店頭でもスペシャリテとして販売しています。そのおいしさの理由を探るには、福田の料理人歴を振り返ってみるのがいい

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          「メッツゲライササキ」のnoteをはじめます

          はじめまして。田園調布のシャルキュトリ専門店「メッツゲライササキ」の代表、佐々木康成です。ここは私が代表を務める「タカラ食品工業」の旗艦店。弊社のブランド「ブッツ デリカテッセン」は、デパートやスーパーなどで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。今回、「メッツゲライササキ」のブランドブックとしてnoteを始めることにしました。 「メッツゲライササキ」とは。 当店は2024年で開業11年目。ドイツやフランスの本格的な製法を用いたハム・ソーセージやパテを中心としたショ

          「メッツゲライササキ」のnoteをはじめます