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#44 【stand.fmユーザー必見2】可処分時間争奪戦→これからの音声コンテンツは20代以下向けがいいんじゃない?

国民総発信者時代(もはや古い)

一億総”発信者”時代、国民総発信者化などなど、これも言い古されつつある言葉だが、ブログやSNSが盛り上がり始めた頃からずっといわてている、見る側聞く側から作って発信者なる人が激増している話。実は2013年くらいから使われていてまだ言われている。※炎上の話は今回は関係ないです。

今はどちらかと言うと、格差社会なので発信する人はするし発信しない人はしない、SNSする人としない人に分かれているのと同じで「発信者超偏重時代」とでも言ったほうがいいような気がします。

今回の音声版はこちらからどうぞ。

可処分時間争奪戦

バブル時代やその後、一昔前は、「可処分所得争奪」とか言っていましたね。”処分可能な”所得、”処分可能な”時間=自由に使える時間という意味です。

周知の事実で、時間は人類全員平等に1日24時間となっています。その中から睡眠、食事、トイレ、仕事、お風呂、休憩など考えると自由に使える時間は自ずと決まってきます。
さらには、新型コロナウィルスの影響で人の動きや生活が制限され、他人の時間を使うということは以前よりかなり難易度が上がっています

アプリの数とスマホの時間

皆さんスマホのアプリはどれくらいインストールされていますか?
また、毎日使うアプリはどれくらいありますか?
少し古い調査ですが、毎日使うアプリは平均8個だそうです。

また、別の調査でスマートフォン(スマホ)の利用時間を尋ねたところ、「2時間以上3時間未満」(21.8%)が最も多いとなっており、全体で平均するとこのくらいの時間をスマホに費やしています。

つまり、この8個、2−3時間をゲーム、SNS、動画、音声、読書で奪い合っている、さらにはそれらサービスを提供する会社や利用ユーザーで奪いあっていることになります。一種の座席数が決まっている席取りゲームです。

音声配信でいうとせっかく収録した放送やライブは
より多くの人に聞いてほしいですよね?

と同時にあなたの時間も「創る・制作する時間」としても消費しています。

が、が、が、しかし。
皆さんの実感としてはもう少し多いのではないでしょうか?
そうです、現代はニーズやウォンツがバラバラで捉えにくい時代。年齢や性別、発信者とそうでない人、情報取得欲求などによってかなり消費・浪費する時間に差が発生しています。

特に注目すべきは年齢

私は、この状況を全体で捉えて特に注目すべきなのは年齢だと考えました。
前述の年齢別スマホ利用時間データをみていただいてもわかりますが、20代以下は利用時間が多いです。特に10代。
↓こちらのデータもみてください。

高校生においては、1日4時間5時間超ともでています。

これは「学生だから自由な時間が多いんだ」とおっしゃる方もいるかも知れませんが、多少影響はあるもののデジタルネイティブ世代といわれているように、それくらいの時間を使うことが、もう”当たり前・ふつう”になっていると思います。
さらに、今どきの学生はヒマではありません!逆にかなり忙しいと思います。そんな中うまく時間をやりくりし、優先度を変え、大人よりも器用にスマホを使う時間を【捻出している】と感じます。

2年〜4年後を考えた

この高校生が2年から4年で大人になります。
昔見ていたコンテンツやプラットフォーム、メディアも影響しながら今の大人よりもスマホなどデジタルデバイスに接触する時間は増えると考えるのが自然ではないでしょうか?

昔、マクドナルドの日本進出初期の戦略で子どもの頃に食べた味は忘れないので、できるだけ小さなお子さんをお持ちのファミリー層、特にお母さんとそのお子さんを狙ったマーケティングを行ったと聞いたことがあります。

そこまでは行かないかもしれませんが
今の若者に受け入れられるコンテンツを創れる・発信できる
ということはかなり大きな価値になる
可能性があるのではないでしょうか?

趣味志向は変わっていきますが、昔から好きなものもかなりな確率であると思いますし、多感な時代にどういうコンテンツにに接触したのかは後の人生にもある程度影響を与えると思います。


たとえそれが、誰も知らない無名の発信者が作ったものであっても。

オッサンを元気にする話、明日から使える仕事での小ネタ、小学生と中学生の子供を持つ親向け教育ネタなどあるのでよければ聞いてやってください。



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