とある境地に達するのだろうか、

スポーツ・マンガ・音楽・絵画…どんな分野にも大家（たいか）がいる。

スポーツだったら、お茶の間の話題を席巻している大谷翔平さん。マンガだったら、ワンピースの原作者の尾田栄一郎さん。音楽だったら、ジブリの曲を数多く手がけている久石譲さん。絵画だったら村上隆さん。

彼らはなぜそんなにも活躍するのだろうか？という疑問を抱くと同時に、自分もそんな風になれるのだろうか？とも思う。才能？努力？それともその両方？わからない。多分これに対する解はきっと誰もわからないんだと思う。

彼らはきっと、“努力を努力とも思わず、楽しみながら日々を生きている”んだ。それはもう才能とでも言うべきじゃないのか？と感じるし、僕みたいな凡人には到底無理な話なんじゃないのか？とも。

ただね、少しだけ思うよ。彼らくらいの境地に達した時、そこからはどんな景色が見えるのだろうってさ。今まで満たされなかった心がふわっと高揚するのだろうかって。

彼らは意識してはいないかもしれないけれど、きっと、周りの人の比にならないくらいの研鑽を積み重ねてきているのは確かだ。皆が休んでいる時や遊んでいる時だって、それこそ好きなことのために時間を惜しみなく使っている。

とある境地に達したいのならば休んでいる暇はない。誰よりも苦労を惜しまずに熱心に取り組み続けるしかない。

そう僕は思うのです、はい。