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童心にはかえれない。

地域おこし協力隊の知り合いに誘われ、1/28~2/25に鳥海高原で開催される雪まつりの準備を手伝ってきた。例年よりは暖冬とはいえ、鳥海高原は市街地よりも雪がたくさんあった。

イベントに携わる市役所職員の方が4~5名、地域おこし協力隊の方が3名おり、寒風が吹きすさぶなかでかまくらを造っていた。

「新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」

挨拶を済ませ、かまくら造りに早速参加した。縦30×横40cmほどのトレーに雪を詰め込み、足で踏み固めて雪のブロックを作る。そしてそのブロックをレンガみたいに互い違いで積み重ねていく。

思えばこの十数年、こんなにガッツリと雪と触れ合ったときがなかった気がする。久々の雪遊び?はとても面白く、飽きずに作業を続けられた。なにより、雪のブロックが積みあがって壁ができるのが何でか楽しかった。

それに仕事柄ひきこもりみたいな生活をしているもんだから、いい運動になった。大した動作はないものの、まったくと言っていいほど普段動いていない僕にとっては結構こたえた。

ただ、やっぱり、童心にはなかなか返れないんだなって実感。雪遊びが楽しいのは確かなんだけれど、あの時みたいなワクワク感は感じられないんだな。

こんだけ生きてきたらそりゃ、純粋な童心は取り戻せないってもんだ。“童心に似た気持ち”を感じられるだけ。でもそれがまた一興なんだな。

ああでもやっぱり、童心に返りてえなあ。小学6年生の夏休みをもう一度体験してえよお。

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