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時間の量り売りをやめる

会社員であっても、フリーランスであっても

行動量が、そのまま成果につながる状態

で走り続けるのは、しんどいです。

体調を崩して、計画していた分量ができなかったり…
成果が出るのが遅いと、モチベーションに直結したり…

時には、

「今の行動を10年後にも、続けられるか?」

のイメージが湧かない場合もあるかと思います。

手っ取り早く「時間の量り売り」状態から脱出するには、

✅ 経営側にまわる
✅ 投資で、お金にお金を生み出してもらう

といったことが挙げられますが

「そうはいっても、いきなり無理でしょ…」

という方が多いと思います。

今回は、

行動量→成果の「時間の量り売り」状態から脱出するために、今ある資源で何ができるか?

について、考えていきます。


後工程の「転換率」から、改善していく

お客様へのメールマガジンであれば、

リスト数
↓   ① 送付率
送付数
↓   ② 開封率
開封数
↓   ③ クリック率
クリック数
↓   ④ 申込率
申込数

といったステップに分かれます。
①~④が「転換率」です。

いくつかのステップに分かれる施策を行う際は、

最終ゴール(KGI)に近い指標

から改善していった方が、成果につながりやすくなります。
今回であれば「クリック数」です。

なぜ、最数ゴールに近い指標から改善した方が良いのか?

理由はシンプルで、

✅ ココが改善されないと
      必要な行動量が膨大になるから
✅ ココが改善されると
    「量」を投入すればスケールできる状態になるから

です。

まず「クリック数 → 申込数」を改善し、次に「開封数 → クリック数」を改善して…と進んでいきます。 


目標は「率」ではなく「実数」で持つ

「転換率」の改善を目指す上で、

「率」ではなく「実数」を目標に持つ

ことが重要です。

1番最初の取り組みであれば

△ 「申込数/クリック数」の申込率

ではなく、

◎ 「●件の申込には、〇件のクリックが必要」
  から算出したクリック数

を目標とします。

仮に、

クリック数
↓   ④ 申込率  ⇒ 目標10%
申込数

と置いたときに

「もっと『量』を投下すれば、申込数が増えるが
申込率が下がるので止めておこう…」

といった本末転倒なことになってしまうからです。

目的は

△ 「転換率」を高めること

ではなく

◎ 「転換率」を高めることで、成果を最大化すること

です。

目標を「数」で持つことで、意識しなくても、本質的な計画に近づけることができます。


レバレッジを掛ける

後工程の「転換率」が改善できてくると、

△ 行動量 → 成果

の頃よりも、効率的に成果を生み出すことができるようになります。

その段階までくれば、あとは、

「行動量」の部分を外注できないかを考える

だけで、成果にレバレッジを掛けることができます。

「転換率」を高める過程で、

◎ 各ステップでやることが明確化されている
◎ 成果が正確に見積もれるようになっている

といった副次効果も期待できます。

そうなれば、

✅ 社内の実働部隊に担ってもらう
✅ 代行会社に依頼する
✅ 広告出稿する

といった方法で、自身の行動に頼らない「量」を増やしていくことができます。

会社員としての業務としてだけではく、副業やフリーランスの仕事でも

行動量→成果を避け、成果の最大化にレバレッジをかけられる

のは、大きな武器になります。

ここまで読んでいただいた皆さんの
成果最大化のためのヒントになれば、幸いです。


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