【事例付き】Z世代に刺さるマーケティングとは?
いま一番拡散力がある「Z世代」。
新しい文化が生まれ、新しいプロモーション方法が確立されていく世代ですが、そんな彼らの特徴を整理しました。
Z世代の年齢層
「Z世代」と呼ばれる層は、「中高生~大学生を中心に、小学生から新卒社会人くらいまで」の年代を指し示しています。
具体的には下記の年齢・年代を表しています。
Z世代の特徴
「生活のうちデジタル環境やデバイスとかかわる比重が高く、ネイティブである」ということが特徴に上げられます。生まれたときから携帯電話やスマートフォンなどのデジタルデバイスが身近にある世代だからこその特徴です。
そのほか具体的な特徴を列挙しました。
Z世代に刺さるマーケティング方法とは
デジタルネイティブであり、生活の中でデジタルに割く時間の多いZ世代には、主にオンライン上でのマーケティングが効果的です。
影響力や拡散力を利用した方法が主になりますが、悪い評判や誤解がそのまま拡散される可能性もあるため、方法によっては細心の注意が必要でもあります。
■各SNS(Instagram/TikTok/Twitter)
Google、Yahoo!検索よりも、InstagramなどのSNSで情報を探すことが多い世代です。
とくにファッションや飲食などはInstagram上で検索を行い、リアルな声や写真から実態のある情報を収集することに長けています。
■YouTube
動画から情報を収集していることも多い世代です。化粧品や服などは、オンライン上で購入する際には試すことが難しいため、YouTuberが試した動画を見て購入の判断していることが多くなっています。
■LIVE配信(Instagram/TikTok/YouTube/SHOWROOM/17Live)
リアルタイム配信のオンラインコミュニケーションが身近にある世代です。
一方的な発信に限らず、視聴者からのコメントでの質問に対して回答する、双方コミュニケーションが可能であるため、オンラインでの接客サービスとして機能しています。
実際、一部のメーカーやインフルエンサーの動画配信では、1回の配信で高い売り上げを出すアカウントも存在しています。
■インフルエンサーマーケティング
常にSNSが身近にある世代なため、SNSで発信力のあるインフルエンサーの影響が大きい世代です。
ただし、ユーザー側にPR記事に対する知見がありステルスマーケティングに対して非常に敏感です。またSNSは拡散力が高いため、インフルエンサーの動向やPRの方法次第では一気に悪評が広がる可能性もあります。
インフルエンサーの選定や発信方法には注意する必要があります。
■サスティナブルマーケティング
環境問題やそれに対する社会的活動が身近にある世代なため、それらの情報に敏感な世代でもあります。サスティナブル活動や、SDGs活動に注力している企業には良い印象を持つ傾向にあるため、それらの活動を主体的に行うことでこの世代の認知やファン構築を行うことが期待できます。
Z世代へのマーケティング事例
Z世代に対する効果を狙った、各社のマーケティングの事例を紹介します。
■Instagram/インフルエンサー
ユニビューティ
コンタクトレンズの販売を行っている会社で、インフルエンサーとしてインスタグラマーの山神アリシアさんを起用しました。ユニビューティのイメージモデルも務めています。
実際に着用している写真を季節イベント時やキャンペーンに合わせて投稿し、投稿文内でユニビューティのアカウントを紹介していました。
ユニビューティのアカウントにはECサイトURLの記載があり、InstagramからECサイトへの導引が上手くいき、売り上げ向上に繋がった事例です。
■TikTok
AbemaTV『今日好きダンス』プロモーション
TikTokを用いた、視聴者増加のためのプロモーション事例です。
当番組の主な視聴者層である、女子中高生(15歳~19歳の女性)と同じ層のユーザーが多いTikTokにてプロモーションを行っていました。
「今日好きダンス」というタイトルで、出演者やインフルエンサー・芸能人などが踊っている動画から派生し、一般の方がダンス動画を上げていくという形で盛り上がりを見せていました。
外部SNSやPR企画などからTikTokへ導引し、TikTok内で盛り上がりを伝え、番組の視聴へつなげるような流れでプロモーションが行われていたようです。
「#今日好きダンス」のハッシュタグでの投稿の中には再生数の多い動画も多く、派生ハッシュタグもできていたため、大きな盛り上がりがあったことが想定されます。
■サスティナブルマーケティング
エルメス: サスティナブルな口紅「Rouge Hermès」の販売
新しくビューティーラインの商品として、プラスチックを一切使わず、詰め替え可能なルージュを発表しました。
あえて新規ラインの商品でサスティナブル商品を発表し、環境問題に会社として取り組んでいる事を訴求していく背景には、Z世代に対して直近の購入ターゲットではないものの、長期的にブランドを意識づけ若い世代に対するポジションを構築する狙いもあるのではないかと考えています。
おわりに
今回は、Z世代の特徴をまとめました。
新しい感覚を持つため、施策を考えるのが難しい世代ではありますが、
流行を牽引していくこのも多い、影響力の高い世代でもあります。
また、「未来の顧客」になりえる層でもあるため、
直近のターゲットでは無くても意識をしておくと良いかと思います。
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