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休職日記 休み方を考える

PM9時、夜の公園で「休養学」という本を買って
ベンチで読んでいる。

日中は雨が降っていたらしい。
草木に雨と夜のが混じった落ち着く匂いがする。
雨に濡れたテニスコートは使用時間外のため封鎖されている。カップルがテニスコートを囲む柵に寄りかかりながらスマホをいじっている。
ベンチはいくらでもあるが、あえてそうしていることが羨ましいくらい心の距離の近さを感じた。
昼間は子どもが駆け回る公園も夜はとても静かだ。大人達がそれぞれの時間を過ごしている。

さっきまで本屋で立ち読みをしていて気になった「休養学」という啓発本。
森林浴には、人とハグをするのと同じ分類のリラックス効果があると書かれている。
「なんとなく自然を感じるとリラックスする」という体験が科学によって証明されたようである。
雨に草木の混じったこの匂いはやはり僕を癒してくれているのだ。

この本全体を通して、休養にもバランス感覚が必要だと感じた。
栄養バランスを考えて食事をしなければいけないように休むことも休養バランスがあるのだ。
休職中は、体の調子を整えるために休み方を考えるタイミングでもあると思う。
気になった方は片野秀樹さんの休養学という本を参考にしてみてもいいかもしれない。

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