【ホラーエロ小説】知らないTENGAエッグ

これは本当にあった怖い話なのだが、自分の知らないテンガエッグが家に落ちてた。 もしかしたら私以外の変態が家の中にいる。
一体どこに隠れているのだろうか? 正直家も狭くて隠れるスペースなんてほとんどない。

ただ、知らないテンガエッグが落ちているということは間違いなくもう一人変態がいることには間違いない。
そう、これはミステリーだ。きっと何かあるはずだ見落とした点はないだろうか? そして私は落ちていた。

知らない TENGA エッグ を拾って ちょっと見つめる触ってみるとぷにぷにとした感触はかなり失われていた。
この時点でかなり使い込まれているということがよくわかる。これは自分と同じタイプだと確信した。
これは1年間ぐらいで使い込まないと出てこない感触だった。カチカチになっていて、もはや使っても気持ちいいのかどうかすらわからないレベルだ。

するとどこかから声が聞こえてくる。

「どうして捨てたの? 私のことをあんなに愛してくれたのに」
「え? どこだどこから声がしているぞ!」

間違いなくどこから声が聞こえてくる。自分は耳を済ませていると、どうやら自分の手から声が聞こえてくる。

「どうしてあなたは私のことを捨てたの?」
「ちょっと待ってくれ! 何を言っているかわからない!」

いや、もしかしてテンガエッグが喋っているのか!? よく見ると本当にテンガエッグが喋っていたのだ。

「うわーーーー!」

自分は驚いてしまった。この部屋にもう一人の変態がいると思っていたが、どうやら変態は最初から自分一人だったらしい。
そしてこのテンガエッグというのは自分が過去に捨てたテンガエッグだったのだ。

「許さない…。絶対に許さない…」
「許してくれ! 頼む!」

自分は怖くてどうしようもなかった。おしっこちびりそうになっていた。というよりちょっと出ていたかもしれない。

「分かった。どうしたら許してくれる…?」

どうやら 長年使っていたことによってテンガエッグに魂が宿ってしまったらしい。

「あなたが私をもっと使ってくれないと許さない。じゃないと呪い殺すわよ!」
「ひいいいいい!」

こうして自分はテンガエッグを捨てることができなくなってしまったのだった。今はどのように使っているかと言うと、テンガエッグにローションを塗って、それでチクニーをしている。
これが意外と気持ちいいのであった。今では捨てなくてよかったなーと思う。というよりテンガエッグが帰ってきてよかったなと言った方が正しいかもしれない。

みんなもオナホールを捨てる時は魂が宿らないように注意をしよう。


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