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投資に関するニュースを通じて世界をみていきます。 平日の朝に更新。
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#FOMC

期待で上がる米国市場。FOMCに集まる期待

市場は過熱感を増す。

17日の米国株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる中、ハイテク株に支えられ小幅高で取引を終了した。

連邦準備理事会(FRB)は18─19日のFOMCで金利を据え置くとみられているが、声明では米中貿易摩擦の影響に関する見解が示される見通しで、年内の利下げに向けた地ならしを行うとの見方が大勢となっている。
ニューヨーク連銀が17日公表した6月のNY州製造業

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米中首脳会談の実現。世界は金融緩和に向かうか

遂に首脳会談が実現。

トランプ米大統領は18日、中国の習近平国家主席と電話会談を行ったことを明らかにし、米中首脳会談を今月末に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて実施すると述べた。首脳会談に先立ち両国は通商問題を巡る事前協議を開始する。

米中首脳会談の実現トランプ大統領はこれまでに、対中関税を「少なくとも」さらに3000億ドル分上乗せする可能性があるとし、G2

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【5/19】米利上げ確実!?4月FOMC議事録公開

【5/19】米利上げ確実!?4月FOMC議事録公開

米連邦準備理事会(FRB)が18日に4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表しました。

議事要旨発表まで上昇していた米国株は反落、ドル.DXYは主要通貨に対して一段高となりました。

米国債の利回りは上昇し、30年債の利回りは約2週間ぶりの高い水準となりました。

いったい議事要旨には何が書かれていたのでしょう?

■FRBの米経済のとらえ方

議事要旨によると、FOMCの参加者は

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【3/16】FOMC声明を発表!米利上げペースは緩やかに

米連邦準備理事会(FRB)は
16日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、
政策金利の据え置きを決定しました。

だが米経済の緩やかな成長と
力強い雇用の伸びを受けて、
今年再び利上げすることが可能との認識を示しました。

■緩やかな利上げペース

FRB当局者の金利見通しでは、
年内2度の25ベーシスポイント(bp)利上げの
可能性が示されました。

昨年12月時点では年内4度の利上げ

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【3/15】日銀金融政策を維持、そして今夜はFOMC。高まる6月への期待

【3/15】日銀金融政策を維持、そして今夜はFOMC。高まる6月への期待

日銀は3月会合で政策変更を見送りました。

同時に発表された声明に盛り込まれた経済・金融に関する情勢判断は、弱い評価が目立つ内容でした。

■マイナス金利の効果には時間がかかる

黒田東彦総裁は会見で、1月29日に導入を決めたマイナス金利付き量的・質的金融緩和(マイナス金利付きQQE)の効果を問われ、

「実質金利がかなり大きく低下しているので今後の設備投資、住宅投資などにポジティブな影響が出てく

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【3/14】世界市場を支える期待感の正体

【3/14】世界市場を支える期待感の正体

いらっしゃいませ!

年明け早々大荒れとなった取引市場ですが、日経平均はようよう17000円まで回復しました。

3月に入って上昇トレンドに移行しつつありますが、原油価格が復調するわけでもなければ、中国経済も復調したわけではありません。

株価の下支えとなっているものは何でしょうか?

■堅調な米経済指標

取引市場が混乱するなかでも米経済指標は堅調でした。

2月の雇用統計も予想を上回る結果で、

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