文学フリマで100部売るために、気をつけたこと、気づいたこと。その3。
前回の記事、ポイント1については下記のリンクからお読みください。
(誤字ではなくポイント2→ポイント1という順で書いています。)
https://note.com/mesen/n/n48384a434e96
今回は
ポイント3、売れるための、設営、接客、小物、通販などの下準備。
について記していきたいと思います。
3、売れるための下準備とは
売れるための設営、接客、小物、通販などの下準備。と書いていますが
一つずつ書いていきます。
設営:販売ブースは広告媒体
設営ブースは、遠くから見た時、近くに近づいた時の2段階で、声をかけずとも、商品のコンセプトが大凡伝わるのが理想です。
さて、具体的な設営に関してですが、文学フリマは平面的な展示方法が一般的です。
それに対してコミティアやコミケなどは立体的な展示方法が一般的です。
どちらもメリット・デメリットはありますが、売れるため、注目を引く為には、後者の立体的な展示方法、コミティア方法を採用するといいでしょう。100円均一ショップなどで、ブックスタンドを買って立体的な展示をすることをお勧めします。もう少しお金に余裕のある人は卓上のスタンドポスターを購入してチラシを立体的に見せる方法も有効かと思います。
更にお金に余裕がある人は、ポスターをA3以上のサイズで刷って、スタンドポスターで展示するのがお勧めです。これを買うのは勇気がいると思うので、複数回イベントに参加するつもりの方は買っても良いかもしれません。
スタンドポスターを100均の素材で手作りする方法もあるのですが、手先が器用な方は挑戦しても良いかもしれません。しかし、工作が慣れてない方が作ると不安定なスタンドになってしまい、危険なので、既製品を買うことをお勧めします。
更に、机の表面部分に布を敷いてる方が多いですが、私からするとあの布の効果には疑問があります。
あの布を敷いたところで売り上げに繋がらないですし、布が滑ってしまいお客様が商品を手に取った時に滑って倒れる様子を何度も何度も見かけています。
そんなものは荷物としても時間としても無駄だと判断しました。
そこで、改善点としては、机の前面にA3~A4のサイズのポスターを複数枚印刷し貼るという案です。布の主な役目は1ブース出店の際の、隣接サークルとのスペース区分の表示。足元の荷物の目隠しが主だと思いますが、これは机にポスターを貼ることで補えますし、宣伝効果もあるので一石二鳥です。
文学フリマ当日はコンビニのコピー機が混むので事前に近隣のコンビニなどのコピー機で刷っておいて持ち込むことを強くお勧めします。
接客:一言で商品を説明できる準備が必要
接客、これは個々のスキルが大きく売り上げに左右するところなので、一番のオススメは、接客が上手な人にバイト代支払ってでもお願いする。です。
そんな余裕がないよ、という方は、接客要員を2人用意して役割分担を分けましょう。まず、1人目。こちらが接客が上手な人が担当すべきポジション。声がけ、キャッチですね。商品が気になってブースの前で足を止めたお客様に、商品の特徴を端的に伝えて商品を実際に読んでもらいましょう。
2人目の役割。詳細説明と会計。お客様が商品に興味を持ってパラパラと読んでいる時に、自分が面白いと思っている要素を、1人目より詳しく説明して、購入を促しましょう。そして会計も2人目がメインで行った方がスムーズです。この役割は、1人目より商品に理解がある人がオススメです。
あ、忘れていました。大前提、座らないで立ちましょう。立っている方がお客様と目が合いやすく、話しかけやすいです。
小物:回遊者が戻ってくる要素仕込み。
ここからは、マストの必須項目でなく、WANTの時間があれば手を加えたい項目です。小さなチラシや名刺を配って、後で戻ってくる潜在層にリーチしましょう。デザインは本の表紙とサークル名とブース番号と、一言での商品説明くらいで良いと思います。
しかし、直接な売り上げにはつながりにくいので、お金と時間と熱意に余裕のある人が取り組めば良いと思います。
通販:SNS等でのリーチで非来場者、買い漏れ者にリーチ
文学フリマの中で最も来場者数の多い文学フリマ東京ですが、別のイベントと被ったり、都外在住の方など、行きたくても来場できない人は多くいます。そんな人のために、通販を用意しておくと便利でしょう。
こんな感じでBOOTHが一般的なようです。
それでは、今週末に向けて、みなさん頑張っていきましょー!
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