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求められていたのは、理想の自分になるきっかけ 。「自分磨き」が人気のZ世代に向き合うMERYの有料コミュニティ「MERY&」が果たす役割とは

こんにちは、MERYのオンラインコミュニティ「MERY&」の活動を陰ながらお手伝いさせてもらっているライターの小郷です。

「MERY&」とは、2021年5月に立ち上げられたMERYのオンラインコミュニティのこと。自分の「好き」を自由に発信できたり、『なりたい私』への一歩を踏み出すためのプロジェクトをはじめ、自分のアップデートにつながるスペシャルイベントや、人気ブランドとのコラボイベントに参加できたりと、様々なコンテンツを楽しむことができます。
 今回は、そんなMERY&の立ち上げに至った経緯、そして立ち上げてみて感じたことなどを、コミュニティを運営する木綿さんと朝倉さんに聞いてみました。

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株式会社MERY コミュニティマネージャー兼ビジネスプロデューサー 木綿裕美、 同社 コミュニティマネージャー 朝倉 伶菜

■MERY&を立ち上げたときの想い

ー「MERY&」を立ち上げられたきっかけは何だったんですか?

木綿:MERYのユーザー層のボリュームゾーンであるZ世代の中にはセルフブランディングを上手にして夢を叶えている人も多いなと感じる一方で、「なりたい私」がわからず悩んでいる方も多いなと感じていて。MERYの中でも人気があるのは、自分磨き系の記事だったんです。
 これまでのMERYは主に記事などのコンテンツを通じて「好き」を届けて、読者がその中から自分の好きを見つけるというスタイルでしたが、もっと近い距離でMERY編集部とユーザーが一緒になって成長できる場があればいいな、と思ったのがきっかけ。もっと自分ごと化することができれば、ユーザーも「なりたい私」に近づきやすいんじゃないかと思ったんです。

ー立ち上げ当初と今では、コミュニティ運営の方向性も少し変わってきていますよね。

木綿:そうですね。立ち上げ当初は、MERY編集部と一緒に何かをしようという意味合いが強かったんですが、コミュニティのメンバーたちが「なりたい私」に近づくためには何が必要なのかを見直していったところ、自主的に動くための「きっかけづくり」が重要なのでは…と考えるようになって。
 MERY&に入ることで、「なりたい私」に向けて積極的に行動したいというメンバーたちの気持ちにもっと寄り添い、「変化できるきっかけをつくる」という方向性にシフトしていきました。

ーそれが「Update my happiness(アップデートマイハピネス)プロジェクト」が始まったきっかけですね。

■Update my happinessプロジェクトから「変わる」きっかけを

FireShot Capture 092 - MERY&について - MERY& - meryand.jp

UMHプロジェクトとは、今までインプットしてきたことをアウトプットして「なりたい私」へと近づくきっかけを掴むことができるプロジェクト。
文化祭イベント「MERY& Real Festival」の企画運営や人気カフェとのコラボ・イベントゲストとしての登壇、MERYライターへの挑戦、コーチングイベントへの参加など、わかりやすく成長ステップを感じることができるきっかけが散りばめられています。

朝倉:方向性を切り替えたのは、昨年の11月頃。そのメッセージ性がしっかりと伝わったのか、コミュニティの雰囲気も一気に変わりました。
 メンバーたちの意識がインプットからアウトプットへと変化していき、新しいことを生み出したい、チャレンジしてみたいという想いを持つメンバーたちが増えてきて。

木綿:中には、「MERY&での出会いがきっかけで資格を取得をしました!」「夢に向かって、思い切って転職を決めました!」なんていうメンバーもいて。職場と家の行き来だけでは出会える人が限られ、視野が狭まってしまいがちですが、MERY&を通して同じ境遇にいるメンバーと知り合えたり、スペシャルイベントを通じて好きなことを仕事にしている人に出会えたり。いろんな生き方・考え方に触れることが良い刺激になっているようです。

朝倉:特にMERY&のスペシャルイベントはゲストの方とも距離感が近いので、Instagram Liveなどよりも濃い体験ができるのが魅力なんです。

木綿:参加しているメンバーたちも「知りたい!」という意欲が強いので、毎回すごい熱量で(笑)。企業さんとのコラボイベントも大盛況。普段のプロモーションでは伝えきれないことまで伝えられる!と企業の担当者の方からも喜んでもらえています。イベント後のアンケートも、みんなぎっしり書き込んでくれていますし(笑)。


ー最近は、コミュニティ内での活動が認められ、コミュニティ外で活躍するメンバーも増えているそうですね。

木綿:MERY&で好きなことを発信し続けていたメンバーがMERYでライターとしてデビューしたり、人気カフェとコラボレーションできるチャンスを掴んだりと、個々の力を発揮できる場が増えてきています。
 自分一人の力では難しいという人にも、MERY&を通じてそういうチャンスを掴める環境にできたらいいな、と。そういった場を増やしていくことで、他のメンバーの士気も高めていけたらと思っています。

ー3月26日にはMERY本社にて、MERY&が企画するリアルイベント「MERY& Real Festival」が開催される予定。メンバー自らがやりたいことを形にできる場として、コミュニティ内の盛り上がりもさらに高まっているよう。

MERY&RealFestivalキービジュアル

朝倉:いきなり何かに挑戦してくださいというのも難しいので、まずは一歩踏み出せるような場所があるといいなというところから始まったのが、『MERY& Real Festival』という文化祭企画。まずはクローズドな場で、気軽に自分のやりたいことを試してみませんか?というスタンスなんです。チームに分かれて、ブースの企画・運営をしたり、空間プロデュースをしたり、PRをしたり…。それぞれがやりたいことを担ってくれています。

ー純粋に楽しそうなイベントですよね!

朝倉:何かにチャレンジするワクワク感や、コミュニティに対する期待感が、メンバーたちのやり取りを見ていてもびしびしと伝わってきます(笑)。
 新メンバーたちにもその感覚は伝わっているようで「すごい盛り上がっている様子が伝わってくる。はたから見て楽しそうだと思っていました!」なんていう声をいただくことも。

■コミュニティ運営のやりがい&課題とは

MERY&サイトホーム画面

ーMERY&を運営している中で感じるやりがいはどんなところにありますか?

木綿:「MERY&に出合えてよかったです」と言ってもらえるのは、やっぱりうれしいですよね。一人ひとりにとって欠かせない場所になっていたり、人生にとっての大切なきっかけづくりができる場所となっていたり。まだ人数は少ないコミュニティですが、確実に私たちの想いは伝わっているのかな、と。

朝倉:MERY&がきっかけで、ライフスタイルに変化があったという報告をもらうことも多くて。コミュニティの外でも新たなことに挑戦していることが伝わってきてうれしいですね。
 MERY&の使い方はみんなそれぞれ違うので、一人ひとりと向き合っていくのは大変ですが、メンバーたちが成長していく姿を間近で見られると、MERY&に関われてよかったなと思います。

木綿:同じMERY&というコミュニティ内にいても、人それぞれ目指すゴールは違うので、どういう運営法が良いのかはいまだに試行錯誤しているところ。
 ただ、多様性の時代だからこそ必要なコミュニティではあると思っています。メンバーたちが変化していく姿を見ながら、自分たちがやっていることには意味があるということを実感しつつも運営の難しさも感じています(笑)。

■「MERY&」として目指していきたい姿

ー今後、MERY&が目標としているところってありますか?

木綿:一人ひとりが、なりたい自分に近づけている状態にあること。そのために何をしたらいいのかを模索し続けていきたいと思っています。
 「なりたい姿」は全員違うので、それを発見して前向きな気持ちで目指せる状態であることがコミュニティとしてはいいのかな、と。さらに、なりたい私を見つけたメンバーたちがお互いに交流して、そこからまた新しい連鎖が生まれたら素敵だな、と思っています。

朝倉:「なりたい自分」になることをゴールとして置いてもいいし、夢を叶えるための過程のひとつに置いてもいいと思っているんです。
 メンバーの中のひとりに、「いつかなりたい私になったときには、MERY&を卒業する日がくるかもしれない。でもそれは前向きな卒業だから」いう言葉をもらったことが印象的で。MERY&をきっかけとして、新たな一歩を踏み出してもらえたらうれしいです。

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木綿:私自身もそうなのですが、自分をアップデートしようというと思っていても、「いつかこうなりたい」で終わってしまいがち。
 あえて「なりたい自分」に向かって自分アップデートを楽しむ!というコミュニティに所属するという選択は、メンバーたちにとっても勇気のいる決断だったと思うんです。だからこそ、MERY&が一人ひとりの居場所になってくれればいいですね。

朝倉:私はメンバーと同世代でもあることから、近しい感情・環境にいると思うんです。そこを強みに、一人ひとりと正直に、素直に向き合っていきたいです。その中で自分自身も成長していけたら、素敵だなって。
 私自身、メンバーから刺激をもらっていることもたくさんあるんです。運営というよりも、メンバーのみんなと一緒に変化のきっかけを掴んでいければと思っています。

いかがでしたか?MERYが立ち上げたオンラインコミュニティ「MERY&」について、そしてコミュニティを運営する2人の想いが少しでも伝わればうれしいです。

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