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中学音楽 合唱コンクール運営方法(元音楽教員の経験談)

(2023年6月更新)

多くの学校で行われている合唱コンクール

運動会と並んで二大行事と言われながらも、運動会に比べて先生方からのお助けが少ない・・・(それは私が勤めていた学校だけ?)

なんとなく「合唱コンは音楽の先生に任せとけば大丈夫」という雰囲気があり、教員になって1、2年の頃は、うまく行事が回せず、てんやわんやした記憶があります。

初めて合唱コンを迎える先生は特に、私と同じお気持ちでいるのでは?と思い、私が過去に行っていた合唱コン関連の仕事をまとめてみました。


以下はこの記事の概要です。

【この記事で分かること】
1 合唱コンクール1年前

(1)合唱コンクール直後に行うこと
(2)合唱コンクール後最初の授業で行うこと
(3)次年度に向けて校長に打診しておくこと
(4)課題曲・自由曲の選定(※合唱曲一覧を紹介!
(5)特別審査員について
2 合唱コンクール3~4か月前
(1)実行委員会(生徒の)組織づくり(役割分担例)
(2)課題曲の練習スタート
(3)自由曲の決め方(※プリントダウンロード
(4)指揮者・伴奏者・パートリーダー・生徒審査員の決め方(※プリントダウンロード
(5)指揮者・伴奏者教室の実施
(6)トラックの手配
3 長期休み明け~前日まで
(1)課題曲の復習と自由曲の練習
(2)並び順の決定と入退場の練習(※プリントダウンロード
(3)演奏順の決定
(4)会場との打ち合わせ
(5)クラス練習の割り当て作成
(6)練習用CD・CDデッキ・キーボード貸し出し
(7)生徒審査員への指導(※審査用紙ダウンロード
(8)学年全体のリハーサル実施
(9)実行委員会のリハーサル実施
4 合唱コンクール当日の朝
5 合唱コンクール当日の動き
6 ちょっとした工夫
(1)ドキドキの結果発表!
(2)合唱コン前におすすめの活動(ワークシートダウンロード)
7 実施要項・お知らせテンプレート(2023年6月追加)

※この記事で紹介しているのは、音楽科教員目線の準備になります。行事全体にかかわることや運営スケジュールは各学校によって違うので、参考程度に私の経験を記載しておきます。

合唱指導に関しては、曲ごとで異なるので、こちらの記事には具体的な内容は載せてありません。


【2023年6月更新内容】 ※ご確認ください
・合唱コン前の授業の大まかな流れ(例)追記
・指揮伴オーディションの審査基準(具体例)追記
・実施要項及び案内状のテンプレート追加


さて、前述の【この記事で分かること】だけ見ても、合唱コンクールに向けて音楽の先生が準備しなければいけないことがたくさんあることがお分かりいただけるかと思います。

ここからは、さらに具体的な内容を説明しますので、ご興味のある方は、どうぞ続きをご覧ください。


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