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中学音楽 評価の付け方と成績処理の方法

(2023年5月更新)

生徒一人ひとりの評価を付ける際、何をどのように評価すればよいか分からないとお悩みの音楽の先生も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、1年生1学期を例に、私がどのように評価評定を付けていたのか、そして成績処理をどのように行っていたかをご説明します。

※私が教員だった頃は4観点でしたので、過去の実践を基に、3観点に置き換えて記事を作成しています。


【この記事で分かること】

・評価方法
・評価材料(評価を付ける際に材料としていたもの)
・各評価材料の評価基準
・成績処理方法(Excel使用 例:1年1学期の評価評定)


今回の例において対象とする授業は下記の通りです。私の過去の実践例を基にしています。

1時間目:ガイダンス
2時間目:校歌
3時間目:「主人は冷たい土の中に」
4時間目:変声期と混声合唱
5~7時間目:混声合唱
8~11時間目:「浜辺の歌」「赤とんぼ」
12~13時間目:リズムゲーム、リズム創作
14~15時間目:「魔王」

【注意】記事ご購入前に必ずご覧ください。

※この記事で示す授業内容や評価等は全てです。実際の評価とは異ります。
※成績処理の方法(評価基準や達成度)は学校によって異なりますので、必ずご自身でご確認の上、成績を出すようにしてください。
※私の作成したExcelファイルをダウンロードしていただけますが、そっくりそのまま使用できるわけではありません。あくまでも参考として作ったシートですので、不要な物は削り、必要な物は追加するなどご自身の授業プランや評価材料と照らし合わせて完成させてください。

尚、Microsoft OfficeのExcelがインストールされていないとファイルを開けませんのでご注意ください。


※ご購入前に【めりー先生の音楽室】内容紹介、ご利用にあたってのお願い、更新情報をご一読ください。

※記事に関してご質問やご不明な点等がございましたら、お手数ですがnoteお問い合わせフォームまでご連絡ください。


🎶評価方法

評価は[知識・技能]、[思考・判断・表現]、[主体的に取り組む態度]の3観点(多くの場合A、B、C)、評定は、各観点の達成度を総合的に評価したもの(多くの場合5、4、3、2、1)です。

評価と評定をどのように決めるかは学校によって異なります。

ですが、複数の評価材料を基に各観点の達成度を算出し、その達成度を基に評定を出すということには変わりありません。


では、具体的に、中学校音楽科では、どのような評価材料をどのような基準で評価するのか、そしてどのように成績処理を行うのでしょうか?


ここからは私の実践をもとにご説明します。

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