見出し画像

美しい言葉という癒し。

小さい頃から本を読むのが好きで
昼休みは外に遊びに行くより、
図書館で本をめくったり
背表紙をなぞるように眺めたり
そういう時間を過ごしていました。

それが功を奏したのかは
わかりませんが、
長期休みの宿題の作文を出すと
先生が褒めてくれて
数回のやり取りを経て添削をして、
コンクールに出してくれました。

ありがたいことに
入賞したことも何度かあります。

だから
【書くこと】に対しては、
好きとか得意の感情に加え
他者からの評価がつけられることで
「あ、コレ得意って言っていいんだ」
と、客観的な証拠にもとづいて
自信をつけていた気がします。

このころから
「言葉」と向き合う時間は
わたしにとって不可欠なものとなり、
こころ充電中の今でも
音楽や本を通して
美しく紡がれた言葉に触れることが
とてつもない癒しになっています。

音楽で言うと、わたしが好きなのは…

・ユーミン

音ひとつひとつに日本語が心地よく
載せられているよう。
あたたかさとか懐かしさとか青春とか
過去一瞬でも感じた気持ちを
またふんわりと想起させる、
独特で適切な言葉選びが凄い。
・あいみょん

あいみょんと歳が近いこともあり、
紡がれた言葉から想起させる
情景や感情に共感が多い。
20代で
これほど間違いなく
刺さる言葉を並べることができるのかと驚くし、
その裏にあるであろう努力と
洗練されたセンス
経験を芸術にするパワーを
尊敬する。
・中島みゆき

父の影響で幼い頃から聞いている。
この世の大多数である
“何者でもない人間”の泥臭くも美しい人生を
しっかり拾っている、
その視点と言葉での表現は唯一無二だと思う。

この御三方の曲、言葉には
何度でも助けてもらっています。

本で言うと、最近は
凪良ゆうさんの作品を漁るように読んでいます。

映画化もされた「流浪の月」や
直木賞候補作にもなった「汝、星のごとく」
をはじめ、
「神様のビオトープ」「すみれ荘ファミリア」
にはすっかり心を奪われました。

今は「わたしの美しい庭」
を読んでいます。

いろいろ書くと
ネタバレになっちゃうので言いませんが
どの作品も
スポットライトの当たりにくい様々な愛が
細やかに描かれているお話です。
やさしくて切なくて苦しくて儚くて、
たとえ小説でも
他人が踏み入ってはいけないような危うさもあり、
でも凄く美しい、、、。




今、
新たなステップのために
自己分析等々もやっていますが、
絶対に【わたし】を説明するものとして
「言葉」は切っても切り離せないことが
わかってきました。

様々な言葉に触れながら
自分の得意をいかせる
そして「言葉」に
深く、丁寧に、携わる生き方が
できたらいいな
なんて漠然と思ってます。

無理をしない程度に
少しずつ頑張ろう。

今日も読んでいただき
ありがとうございました。

ヘッダーには
かわいいイラストお借りしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?