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第3回 「自分の性格」について考えたことのある全ての人へ。あなたの性格はどう形作られているのか? 心理学からみるコーチングその1

レオンです!

今日は、パーソナリティ理論についてやっていきます!

といっても、難しく考える必要はありません。

自分の性格って、どんなもんなんかな~、とか漠然と考えながら読んでもらえたらと思います。

ということで、いってみましょう

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ではまず、以下の画像を眺めてみて下さい


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さて、どうでしょうか?

次、いきますね。

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さてさて、見たことある人も多いと思います。

では、ラスト

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いかがだったでしょうか?

一つ目の絵は、「若い娘」と「老婆」に

二つ目の絵は、「壺」と「向き合っている2人の人」

が見えたでしょうか?

最後のやつは、少し難しいので、画像付きで。


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さて、これは有名な、「だまし絵」というやつでした

ここから学ぶべきことは、

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ということですね。

ちなみに、「若い娘」に見えているとき、「老婆」を認識することはできません。

すなわち、一つの立ち位置に立つと、物事の片面しか見ることができないんですね。

いわゆる、視野が狭くなっている状態、あるいは、自分の考えが正しい!と正論を振りかざしているような状態、ともいえるでしょうか

こうした態度を、立ち止まって客観化することはとても重要なことだと思います。

とかく、僕らは盲目になりがちですもんね…。

僕も気を付けていきます!苦笑


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さて、では本編に入っていきます。

上記は、長くなるので、この記事では

①パーソナリティ理論 ~4層のバームクーヘン~

について扱っていこうと思います。


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これは孫氏の有名な言葉ですが、今日は、自分を知ることで他者を知る手がかりをつかむようなイメージで学んでいきましょう

それでは、我々がよく言う

「性格」

について、掘り下げて考えていきます

①パーソナリティ理論 ~4層のバームクーヘン~

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はい、つまり、

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本当の自分は一つじゃない

いろいろな状況に応じて、対応するための性格を身に着けているのです。

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では、植木さんになぞらえて、人の性格を4層のバームクーヘンに見立てて解説していきます!


①気質

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これはとても有名な、「内向的」とか、「外向的」とか言われている「気質」で、日本でもとても有名な考え方です

その人の一番根っこにあって、変えられないもの、です

ユングなどの理論で、聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

ユングのパーソナリティ理論は、「内向」、「外向」に加えて、

「思考」「感情」「感覚」「直観」に分けられるといいます

ここら辺もとても面白いので、別の機会に詳しくやりますね!(^^)!

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心理学の世界では知らない人はいないほど有名な、ユングさん

ちなみに、「内向的」というのは、引っ込み思案や人見知り、というよりも、

「自分の内側に心が向く」

というイメージで捉えて下さい

大切な決断をするとき、あるいは何か行動を起こすとき

自分の心がそうしたいと言っているか、あるいはだれか信頼している人が言っていることや世間一般で大切だと言われている考え方に沿うか

といった部分でも違いがあると思います

もちろん、どちらが「良い」、「悪い」、という議論は不毛です

自分の特性を見つめ、認めて伸ばしつつ、違う人の違いを認めて敬意を表する、というバランスの取れた見方が、こうした考え方から生まれるといいですね


②環境性格

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気質の外側に、「環境性格」があります

これは、小さいときの自分が今の自分を形作っている、ということで、

かの有名なフロイトさんは、ここに着目して、幼児期の体験を省察していくという治療法を用いていたのではないでしょうか

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上画像はWikipediaに飛びます。興味ある方はぜひご一読あれ


③社会的性格

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その外側、第3層に、「社会的性格」があります

いま、何か落ち込んでいる人がいると、

「気にすんなよ!」

「ポジティブにいけよ!」

みたいな、安易なアドバイスが飛び交っていますよね…。

まるで、それがこの世の真理であるかの如く。。。

もちろん賛成な部分もありますが、あくまでもこれらは、近年の「流行り」にすぎない、という認識を持っておくことが大切だと思います

「私はポジティブになれないからダメなんだ…」

なんて自分を責めるのは論外ですよ!

ネガティブにはネガティブで、危機意識の高さや行動の慎重さにつながるといったポジティブな側面がいっぱいありますからね!


余談ですが


世界が全員、自分のことを敵対視したとしても
絶対にあなただけはあなたの味方でいて下さい


何かの縁でこの記事を見てくれたあなたが、今後の人生でもし、苦しい局面に立った時、この言葉を思い出してほしいと思います

もちろん犯罪とか、他人を傷つけても自分を正当化しようとする人もいますが、それはよくないです

ただ、そういう人は、こういう文章を読んで勉強しようとはそもそも思わないと思うので、このメッセージの対象にはしてません(;^ω^)

一生懸命頑張って生きていても、キツイ場面には必ず直面すると思います

そんな時、「自分を責める」ことだけはしてほしくありません

SNSで誹謗中傷を苦にして、自殺してしまうといった、痛ましい事件もおきている世の中…本当に悲しい世界です

もし批判を浴びても、自分はその批判を認めないことです

でないと、言葉のナイフを、自らに突き立ててしまうことになります

言葉は時に、ナイフのような「凶器」になります

でも、あなたがあなた自身のことをしっかり守って、味方でいてあげれば、そのナイフが自分に突き刺さることは絶対にありません

自分を責めるくらいなら、自分の味方でいてあげるために、自分にいいことを探して、してあげましょう

…と、少し脱線してしまいました。

私自身、最後まで自分を信じ切ることができなかったことがあります

すごくつらい体験になりました

皆さんには、そうした体験を絶対にして欲しくないので、つい熱くなってしまいました(;^ω^)


さて、では戻りますね


④役割性格

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ここでは、一番外側にある、「役割性格(ペルソナ)」についてです

みんな、状況に応じて、自分を上手に創造(クリエイト)しているんです

たった一つの自分でずっといるっていうのは、逆に怖いことでもある


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あるかわからない、たった一つの「本当の自分」を探すくらいなら、どんどん興味の湧くことに挑戦して、「自分が本当にやりたいこと」にフォーカスしたほうがずっと健全です

「やりたいことがわからない」

という人ほど、何もやってみてない、ですしね

それがやりたいことだったかどうかは、やってみてわかるものでしょう

ということで、以下はまとめです

まとめ

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「気質」などありのままの自分を見つめて、自分の味方でいること

そのうえで、社会でうまいこと人とかかわりながら、「本当に自分がやりたいこ」と、に全力でフォーカスしていくのがいいのではないかと思います


次回は、内向・外向に関して、掘り下げていきます

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いかがだったでしょうか?

こうした記事をせっかく読んでも、さらっと流したらもったいないので、ぜひ、自分と向き合って、深く考えてみてはいかがでしょうか

それでは、次回もこうご期待!(>_<)

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