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【2020年最新版】今さら聞けない?RPAツール徹底比較3選

今、働き方改革を推進するため、簡単な作業をロボットが行うツール「RPA」の導入が各企業で始まっています。日頃の業務を効率化し、コストを抑えたいという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「RPA」とは何か、導入のメリットなどをわかりやすく説明します。さらに、厳選した3個のRPAツールについて、主な機能と企業のどのような課題に適しているのか紹介しますので、ぜひ自社に適したツールを選ぶ参考にしてみて下さい。

RPAとは?

RPAとは、ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)のことで、今まで手作業でおこなっていた仕事を自動化できるツールです。データの収集から統合・入力まで人間に代わって実施できるのが特徴です。POSデータやExcelのデータ入力などにも使えます。AI、機械学習等を含むRPAもあるため、処理をミスしても自分で学習します。

自動化できる主な内容は以下の通りです。

・データ入力
・帳簿入力や伝票作成
・顧客データの管理
・ダイレクトメールの発送業務
・etc...

RPAを導入するメリット

⑴  人件費を削減できる
RPAが伝票処理やデータ入力などの単純作業を行うことで、これまで人が対応していた分の工数を大幅に減らすことができ、本来の業務に専念できます。結果、残業時間や配置している人員のカットが実現し、人件費の削減にもつながります。
⑵  作業効率が向上する
24時間稼働することができるRPAは、速度においても件数においても人の手を大きく上回り作業効率がアップします。また、その正確性から、これまで避けられなかった単純ミスもなくなり、ミスによって起こるクレーム処理の負担も軽減します。
⑶  働き方改革を推進できる
RPA導入により、労働力不足の解消と残業の減少を促進できるので、働き方改革を推進できます。日本は超高齢化社会を迎え、人口の減少・労働力の不足が課題となっています。また、「ワークライフバランス」実現のため、残業を減らすことも重要課題といえます。

RPAを導入するデメリット

⑴  不正利用による情報漏えいの危険
悪意のある第三者による不正利用により、機密情報などが漏えいしてしまう危険性があります。システムを連携している場合はすべてのシステムに影響がでる可能性があります。RPA導入の際に、セキュリティ対策はしっかりしておきましょう。
⑵  システム障害による業務停止
サーバーやパソコンなど、システムに障害が発生すればRPAが停止してしまう可能性があります。RPAの業務停止時には、人間が作業を行えるようにマニュアルを作成しておく必要があります。また、データのバックアップはかならず取っておきましょう。
⑶  仕様変更した後の誤動作の可能性
仕様変更した際に誤動作が発生してしまうことがあります。設定当初の指示が変更後の指示と異なることで発生します。各部門で連絡を密に取り合うことで、誤動作発生のリスクを回避しなければなりません。

NTTのノウハウが詰まったRPA「WinActor」

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特徴
・NTTグループによって開発
・日本語に完全対応
・プログラミングスキルがなくても操作できる

国内シェアNo.1で、初めてRPAを導入する企業の方、難しい操作をせずに設定をしたいと考えている企業の方にぴったりのツールである。

複数のロボットを作成し一元管理「BizRobo!」

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特徴
・業務内容に合ったPRAを提案
・サーバーを1台用意で、複数のロボットを作成
・一元管理可能
・難しいプログラミング技術が不要
・RPAの導入サポート体制整備

一元管理できるので、中・大規模の会社で作業を自動化したいと考えている場合はこのツール一択になるだろう。

料のRPA「WorkFusion」

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特徴
・ドラッグアンドドロップで作成可能。
・録音ボタンを押すだけでタスクを自動化
・日本語対応なし
・無償でアップデートもされている

日本語の対応はなく、ハードルが高いが、完全無料で使えるRPAである、費用をかけずに利用したいという企業はこれから始めるのもよし!

まとめ

RPAを上手に活用することで、業務を大幅に短縮することが可能です。データ入力など単純作業をRPAがおこなうことで、本来注力すべき仕事に集中できます。業務の洗い出しは大変ですが、コストの削減や業務の効率化を考えれば導入を検討する価値はあります。

株式会社Mer(メル)では各企業の業種業態、事業内容に応じて、全体最適と運用フェーズを策定し、まずはランニングコストを極限まで抑えながら運用に乗せるところを重視した"各種ツールの構築支援"を行っています。まずはお気軽にご相談頂ければ幸いです。


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