あったらいいな【マスク編】

マスクに進化してほしい話。
顔に直接触れるものだから、もうちょっと肌触りがよくなってほしい。あと、もうちょっと呼吸しやすくなってほしい。後者に関しては、通気性をよくしたらウィルスも通ってしまうわけだから、そのへんの両立は大変だと思う。でも言うだけタダだから言っておこう。万が一、実現されたらマスクライフが快適になる。

「眼鏡が曇る」という不満も時々聞くけれど、多くの人はマスク上部を内側に折り込むことで回避しているらしい。これは警視庁から写真付き解説が出ている。
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/saigai/yakudachi/tips/1055586404808372225.html

あまりに長く自粛期間が続くので、遅ればせながら「もうちょっと快適に過ごせないものか」と考えるようになっている。自分でできることもあるけど、むしろ「こういう商品が欲しい……」と日用品の進化を期待することのほうが多い。

手を洗う機会が増えたから、速乾性のあるハンカチやタオルが欲しくなった。とりわけハンカチは、手を拭いた後にどこかにしまうから、次に使うときにも湿ったままだったりして、ちょっと不衛生な感じがする。手を拭いた瞬間から乾いていくくらいの速乾性が欲しい。家のタオルに関しては、手ぬぐいにシフトしている。なにせ乾くのが早いからいい。

誰かと2人で食事をするときは「並んで食べる」をスタンダードにしたらいいんじゃないだろうか。対面で座ると、飛沫の飛ぶ方向がお互いを向いてしまうけれど、並んでいる分にはまともに食らわなくて済むのでは?

(図)対面👤⇒⇐👤 並んだ場合👤⬆️⬆️👤

感染症対策の観点から行けば、カウンター席こそが理想ということにならないだろうか。

いまは既に「換気をよくする」と「熱中症対策でエアコンをつける」を両立しなければならないので、人が集まる場所は苦戦している。換気扇を回す所もあるけど、多くは窓やドアを開けているから、換気を優先して暑いのを我慢する方向なんだろう。

熱中症と感染症対策を両立しなきゃいけないのは個人レベルでも一緒だ。暑い上に口元が覆われるのは苦しい。だから「マスクは着けたままでいたいけど、さすがに息苦しい」と外す人が多い。

やっぱりマスクの通気性は高めていく必要があるのでは。薄く軽く、呼吸がしやすくて、着けていることがわからなくなるレベルに進化してほしい。ユニクロのエアリズムマスクは言うほど涼しくないと聞くし、きっとまだまだ進化の余地はある。

もっとも、そう言ったところですぐに何かが変わるわけではない。できることからやっていくしかない。薄くて乾きやすいハンカチを使い、人のいないところではマスクを外し、熱中症対策に日傘を持つ。小さなことだけど、小さなことを淡々と積み重ねることで守れるものもあり、そういうのを馬鹿にせず続けていくしかないな、と。

本を買ったり、勉強したりするのに使っています。最近、買ったのはフーコー『言葉と物』(仏語版)。