光で日本酒が劣化しても、おつまみでおいしく楽しめるコツ　～蒸れ臭 編②～

日本酒は、光を遮断するのとしないのでは冷蔵に置いていても、風味や色に影響を及ぼすことがあります。本日も蒸れ臭。methionolとは違い、やや香ばしさを併せ持つ蒸れ臭です。

蒸れ臭とは

湯気やダクト、体操着、脱ぎたての靴にで感じることができるかも（笑）これだけ聞くといや～なにおいに感じるかもしれませんが、実は成分そのものは、薄めるとナッツ様の甘くて香ばしい香り。日本酒が光に当たると徐々に増えるため、得意的に増えてしまうと日本酒香にはあまりうれしくない。作りたてのお酒より老（ひ）ねた香りに。

蒸れ臭の正体とは

3-methylbutanal D.E.A.。日本酒に含まれるアルコールと反応して少しまろやかな香りになります。薄いとナッツ様の甘く香ばしい香りです。におうだけで、少しだけ黄色い印象を与えます。

蒸れたって楽しめばいいじゃない（笑）日本酒に合うおつまみ

ミックスナッツ・・・特に脂分が多いと、ナッツがおいしくなります

フライドポテト・・・ちょっとだけ揚げたて感が増します

パンケーキ・・・パンがしっとりと香ばしく、はちみつの味も濃くなります