お酒はお得がうれしいの?
いつものように、酒蔵さんで講習をさせていただきました。今日は応用編で、商品への落とし込みをしました。
皆さん学びを活用して商品を企画してくださいました。
哲学シンキングという、ひたすら問い続ける手法になれない参加者の方は、ぐったりしていました😄
お疲れさまでした‼️
安く、お得の呪縛
商品を値付けするときに、大手の酒蔵さんの価格より安くすることを目標にしている方がいました。
戦略的なのかもしくは商品の価値を低く見ているのか、この現象はなんだろうと思いました。
お得ってなに?
「この商品はお得だ!」という方がいらっしゃいますが、その前提は何でしょうか?
「何と比べて?」
ココがとても大事になります。競合製品に比べて、製品品質の割に、いつも買う価格より、、
お得の特徴
例えば・・・”
・希少性
➤ここでしか手に入らない、今しか手に入らない、まだ世の中にない初!
ー 品質や話題性、価格以外の基準をもち、価値をわかっている顧客
ー 冒険をしたくない人には響かない
・類似商品より値段が安い
➤競合や類似商品より値段が安い
- 低価格競争に注意
- 常に安さに耐える必要があるため、多売できないとつらい
・いつもの価格より安い
➤通常の相場が知られている必要がある
-商品自体の価値低下に注意
お得は誰得?
顧客が必要なものは、安ければ安いほどよく売れる。
➤ 機能を買っている
➤ 用事を解決している
顧客がうれしいものは、多少高くても売れる。
➤ 価値を買っている
➤ 欲求を満たしている
さて、あなたの商品は、どんなお客様の何を解決しようとしているのでしょうか。
あなたのお客様は安ければ何でも良いのか、自社の利益をすり減らしサスティナブルな経営ができるのか、、
どのような選択をとるかは各社それぞれ。
でも自社の商品価値を下げてしまう施策をとらないように気をつけなきゃですね。
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