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自由を恐れるな!!  ABD読書『自由からの逃走』

楽をすると幸せになれない


自由はツライもの。選択した責任が伴い、精神的な孤独との戦いもある。
人は外との尺度や決まりごとに合わせることで安心を感じる。
だからこそ、自由と戦わないということは、周りに合わせ、選択の意思を他人に委ね、自分の人生を生きないことになる。
あなたが悩んでいるということは、生き抜いているのです。


見えないものからの支配

日本には、階級の差別などで人間の自由は確保されているようだが、いざ、個として考えたらどうだろうか。
世間、常識、科学、今やAIなど、目に見えない常識が我々の自由を知らず知らずのうちに奪っている。
私たちはこの見えない敵と戦う勇気はあるだろうか。もうここに身を委ね、「仕方ない」と生きていないだろうか。

他人を支配しているようで、支配されている

私たちには選択できる自由がある。自分の人生を生きられるのに、他人や見えない支配に心を奪われて、やりたいことを我慢したり、強さや弱さの権力を振りかざしたり、他人を支配して(下に見て)安心したり、他人の脅威に恐れて周りを排除したりと、、

このように他人の目に依存した生き方では、それに依存しない人を嫉妬してしまいます。失敗した人を見て、「ほれみたことか!」なんて思ってしまいます。
また、人に依存すると、人が自分の思い通りではなかったときに大きなショックを受けます。それどころか、その人を排除したり攻撃したりすることもあります。

それもこれも、日ごろの窮屈さへの忍耐の爆発。

自由から逃げず、主体的に生きる

自分の人生は自分で舵をとる。幸せになる道は先人たちが考えて考えて、それのようです。

ライフラインチャートをつくる機会があるのですが、明らかに自分の意志で行動した時の方が感情の起伏が激しく、喜びや悩みがたくさんあります。でも覚えているのは喜びのことだったりして。悩みも後々はネタになっています。

自分で選択すると、後悔をしません。そのためには、自分自身の心に耳を傾けて、心に素直に生きる、選択と孤独に立ち向かう勇気が必要ですね。

自由からの逃走

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