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『ねこホーダイ』サービス停止

良いか悪いかのコメントに困るサービスでしたねー。

記事は「ねこホーダイ」運営がサービスを停止するというだけのもの。

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そもそもねこホーダイってなに?

月額380円で提携シェルターから保護猫を譲り受けることができるとするサービスで、2022年12月15日に提供開始。その後、ネット上などで動物倫理の観点から疑問が呈されていた。

これが12/29に全額返金の上サービス停止することに決まったということですね。
倫理面やサービス内容への指摘が相次いだことにより停止することにしたようです。

ペットショップがあるのだし、ねこ喫茶とかもあるのだからこれも良いんじゃないか?と言う方もいます。
それは確かに…とも思いますが、今回のねこホーダイのサービス内容だと穴が多いように思えました。

下手にペットをその辺や公園などに捨てられるよりかは受け入れられる場所があっても良い…というならその通りですが、ペットの受け入れも差し出しがあまりにも気軽にできるので責任感がないただ「可愛い~!」と買い始めた人が猫を飼う大変さにすぐ行き詰ってすぐに返品に来るみたいなことも想定されることが簡単に予測されていました。
要は薄い責任で飼えてしまうし手放せてしまうということです。

猫は環境の変化に弱いです。
環境が変わるとすぐに弱ってしまいがちです。
なのでそうほいほい色んな家に行くような状況を作るのは猫への負担が大きくなり重労働させてしまうみたいなものなんですよね。

もちろん保健所で処分されるくらいなら引き取ってもらえるだけマシでしょという意見もあり物議を醸していますが、実は年々処分数は減っているそうです。

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地域猫を一時的に保護して生殖器を除去して負担の少ない耳の一部をカットして元の場所に戻すというさくらネコ活動というのも存在します。

パッと見 ひどいことをしているように聞こえますが、猫という種族は放っておくと異常に子猫が増えてしまいその小さな命が人知れず力尽きてしまうという事態が昔から繰り返されています。
今生きている猫をできるだけ幸せに余生を過ごしてもらいつつ死ぬために生まれてくる新たな命を作らないための優しい活動です。
環境を変えずに増殖もさせずに耳を見ればすぐにさくらネコと分かるので安心してその地域で後ろ指刺されずにみんなで可愛がれます。

野生の猫が多くなると泣き声や猫同士の喧嘩で夜 眠れないという人も多いし糞尿で庭が荒らされるし掃除が大変だしと衛生面などを中心に問題となっている地域もありますからね。
他にも子供が引っ掛かれて怪我をしたり傷口から感染症になったりする話なども…。

やっぱり猫の生殖器を除去して耳を切るなんて残酷だよ!という方もいるでしょう。
猫の生態を熟知していてもっと良い代替案があるならばぜひ提案してほしいものです。
皮肉とかではなくもっと良い案があるならばさくらねこのボランティアをやっている方々も知りたいところでしょうから。

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とにかく今回のサービスは停止することになりました。
お金を取るのはサービスを続けるため…猫が可愛いから…猫が処分される事態を憂いたから…という想いだった可能性も否めません。

ですが猫の生態や習性などを把握しているサービス内容だとはとても思えない人が多かったので批判が殺到したのでしょう。
日本は猫好き多いですから詳しい人も多いのでしょうね。

ねこホーダイは否定されましたが、もっと良い形のサービスがあるならば猫のための選択肢の一つとして今後 確立するサービスも出てくるかもしれません。
それにしても色んなことを考えますね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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