家庭料理の集いに参加してきました
9月に入って猛暑厳しい頃、知人の誘いで「家庭料理教室」に行ってきました。
「気楽にサロンのような雰囲気」がコンセプトの集まりです。
〇家庭料理への思い
講師はかつてcaféを運営していた60代の女性、気軽な参加型の「家庭料理を楽しむ会」です。
ご自宅の一部を開放して「料理教室」や「総菜販売」など多角的にご活躍されています。
受講生は少人数制の1回あたり3~4人。
かつてこのcaféに通い続けた、というファンの方々を中心に和気あいあいとした会です。
講師曰く、普段から気軽に料理を作れるように難しいことは言わない伝えない。
その5つのこと
① 普段家庭で使われる食材料、つまりスーパーで売っている材料を使う
② 出汁や調味料は販売されているものを活用する
③ 調味料の分量は大さじ、小さじ、カップ、パック、個などの概要量で表現する
④ 短時間で手早く簡単に作れる料理を中心に考える
⑤ 料理の内、何品かは「作り置き料理」を活用する
〇今日の料理
<メニュー>
今回は中華風の簡単料理が中心。
① 五穀米のご飯
② 豚ひき肉とじゃが芋の麻婆チャプチェ
③ ピーマンとしめじ、竹輪のナムル
④ 茄子のみそ焼き炒め
⑤ トマトとわかめの中華サラダ
⑥ 海藻あおさのスープ
⑦ かぶときゅうりの甘酢付け
この中から4品のレシピをご紹介します。
ご自身のお好みでアレンジしてご活用ください。日頃の簡単料理に使えますね。
★豚ひき肉とじゃが芋の麻婆チャプチェ
チャプチェとは、野菜や肉を炒めて春雨と混ぜ合わせた韓国風の料理
<材料と分量:4人分>
豚挽き肉(合いびき肉でも可)200g
じゃがいも 4個(400~500g)
はるさめ 50g(もどすと5倍の分量になります)
調味料A
しょう油 大さじ2(36g)
砂糖 大さじ2(18g)
酒 大さじ1(12g)
鶏ガラスープの素 小さじ1(3g)
みそ 小さじ2(12g)
豆板醬 小さじ1~2(7~14g)
オイスターソース 小さじ1(6g)
おろしにんにく 小さじ1(5g にんにくチューブ使用可)
水 200ml
ごま油 大さじ1(12g)
小葱 小口切りし適量をトッピング
<作り方>
① じゃが芋は、皮を剥き8等分くらいの乱切りに切る。電子レンジ(600W)で7~8分加熱しておく
② はるさめは、熱湯で5分くらい茹で、食べやすい長さ5㎝くらいに切っておく
③ ボウルに調味料Aを混ぜ合わせて準備しておく
④ 小葱は小口切りにしておく
⑤ フライパンにごま油を熱し、ひき肉を炒める。火が通たらじゃが芋を1分くらい炒める
⑥ 次に調味料Aを入れて煮立ったらはるさめを加える。煮汁が無くなるまで煮てできあがり
⑦ 器に盛り付けて小葱をトッピング
★ピーマンとしめじ、竹輪のナムル
<材料と分量:4人分>
ピーマン 1袋 (160g)
竹輪 小4本(140g)
しめじ 1袋 (300g)
調味料A
白だし 大さじ3
ごま油 大さじ3
白煎りごま 大3
<作り方>
① ピーマンは半分に切り種を取り除く。細切りにして電子レンジ(600W)で3分加熱する
② しめじは石づきを取り除き、2分くらい茹でておく
③ 竹輪は湯通しして斜め薄切りにしておく
④ ボウルに調味料Aを入れたら①~③を加えてよく混ぜ合わせる
⑤ 器に盛り付けてできあがり
★茄子のみそ焼き炒め
<材料と分量:4人分>
茄子 大2本(200g)
調味料A
みそ 大さじ1/2(9g)
しょう油 大さじ1/2(9g)
酒 大さじ1/2(8g)
みりん 大さじ1/2(9g)
砂糖 大さじ1/2(4g)
炒め油 大さじ1(12g)
<作り方>
① 茄子はへたを取り、皮を二か所縦に剥いて乱切りにする。水に5分くらい浸してアクを抜きます
② 水切りした茄子の水分を拭き取る
③ 油を熱したフライパンに入れて中火で2~3分炒めたら、調味料Aを加え煮汁が無くなるまで炒める
④ 器に盛り付ける
★トマトとわかめの中華風サラダ
<材料と分量:4人分>
トマト 2個(400g)
乾燥カットワカメ 小さじ2(2g)
ドレッシング
しょう油 小さじ4(24g)
酢 小さじ4(20g)
砂糖 小さじ1(3g)
ごま油 小さじ1 (4g)
<作り方>
① トマトは湯剥きして食べやすい大きさに切っておく
② わかめは湯通しして戻したら、水分をしぼっておく
③ ボウルに調味料を合わせてドレッシングを作り、①と②を混ぜ合わせたらできあがり
④ 器に盛り付ける
〇本日のデザート
① 麦焦がし入りシフォンケーキ 生クリームミント添え
② 巨峰
③ 黒豆さっぱり甘煮
④ アイスコーヒー
料理とデザートの半分はいただき、残りを自宅に持ち帰り楽しい夕食となりました。
〇家庭料理の集いに参加して思うこと
色々な料理教室の形態がありますが、普段の材料で簡単に家庭料理を作れる、そんな気楽な集まりもよいですね。
基本の調理技術を学ぶ手間と厳しさもよいですが、それでは「どうしても料理の敷居を高く感じて作らなくなる」ということにならないように、このような集まりも貴重です。
参加者の中には
とにかく簡単なのが良い、血圧が高いので薄味に変えたい、糖尿病があるのでもっと低エネルギーにしたい等など、ご自身で調整を考えている人もいた。
私自身、食を学び実践してきたことを一人でも多くの方にお伝えしていますが、それらを作って食べた家族や友人等が美味しいと感じながら「食と健康」について考えてもらえるきっかけとなれば、今回のように気軽に参加できる家庭料理の場も大切だと感じました。
今回も、最後までありがとうございました。
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