採用に悩む人事や現場の方へ、実践的な人材確保のコツ
人材不足に関する企業の課題
最近、色んな方面から人材確保の相談を受ける機会が増えてきました。顧客からは、大手のシンクタンクや建設会社の方から新卒の応募が減っていたり、入社しても短期間で転職をしてしまうなど。また、同規模スタートアップやベンチャーの方からは、入社してもスキルやマインドのミスマッチが生じたり、そもそも応募が少ないなど。
弊社では、半年前からwantedlyさんのサービスによる求人活動を始めて、創業まもないスタートアップでは珍しく累計280名の方のご応募を頂きました。今日は弊社で採用活動を行う中で意識していることについて、「媒体運用」と「採用面談」の観点から書いていきたいと思います。
弊社の働き方と応募者のニーズ
弊社ではフルリモート可でフルフレックスの働き方を実践しています。採用活動を始めた当初は、みんな集まれるオフィス自体が存在せず、仕方なく思っていました。ただ、個室のオフィスを契約をした今でも同様の働き方を推奨しています。
また、業務委託含め30数名いるメンバーの構成も様々です。上は40代半ばで会社経営の経験がある方や、下は大学生インターンで文理問わず、多いのは同世代の30歳前後といった感じです。正社員は、4月から2名と6月から1名の入社予定ですが、うち2名はサウジアラビアと韓国の外国籍で、うち1名は愛知県からリモートワークです。
働く時間や場所を制限しないのは、それぞれの事情やパフォーマンスを発揮出来る環境が異なると考えるからです。それでもコミュニケーションを育むことは大事にしており、少人数の時期は隔週土曜に朝会と称して集まって壁打ち作業をしてカレーを食べて解散したり、人数が増えた今では月一の全体会議やフットサルのイベントを行ったりしています。また、個室のオフィスだけでなくバーチャルオフィスも導入しております。
結果的に、メンバー自ら主体的に勉強会を開催してくれたり、オフィスに立ち寄って一緒に作業したり、業務委託メンバー同士でも僕を起点としないコミュニケーションが育まれています。
以降は、テクニック的な話を媒体運用の側面で書いてみます。
媒体運用のコツ(wantedlyさん)
採用媒体の運用に関して、平均2,3人の新しい方が毎日応募して頂けているような状態です。創業1年のスタートアップですが、wantedlyさんのランキングで常に3桁代後半〜4桁代前半を維持しています。
同時期に創業した会社の方や、他のベンチャー等の人事コンサルを行っている方と話しても、異常に応募が多くて安定しているようです。そこで、wantedlyさんのサービスに限定した内容になりますが、僕たちが意識しているコツを下記に記載します。
基本情報
会社紹介ページの作り込み
価値観を文字数多めに訴求
写真を多用してイメージを伝える
スマホで見る人が多いので、スマホ上でも読みやすさを書くに
ストーリー
社内の様子を伝えるブログを掲載
社員インタビュー
創業エピソード
社内イベント
更新頻度は気にせず、定期的に発信
その他:どういう会社でどういう事業で採用したい職種を記載
募集方法
見出し画像は使いまわさず、色んな写真を使う
写真、キャッチコピー、会社名、が重要なので意識する
人が写っているものをフリー画像でもいいので用いる
wantedly上の仕組み
拡散の数が多い順に人気
メンバーにSNSで拡散(特にフォロワーが多い人)
フォロワー(応募+ブックマーク)を増やすことが需要
新規が上位に上がる
newが2週間程度で更新されるので、週次程度で募集を更新
採用面談のコツ
同規模の会社の代表から相談を頂いたのは、業務委託の方を採用するにあたってのスキルとマインドのミスマッチについてです。弊社もゼロではないですが、大分少ないように感じています。
母集団=応募数を増やす
まずは媒体運用を改善して母集団を増やすのが鉄則
事前質問に対する反応で真剣度合いを見極める
応募数が増えると全員と面談の時間を確保できない
メッセージで事前に質問を送った回答で見極め
参考までに業務委託の方向けには、下記の事項を事前に確認
現在の学年と進路の予定について ※インターン希望の場合
ご応募の背景と他社の面談状況
弊社に対する興味と志望される動機
ご希望の職種とそれに対する経験
ご希望の稼働条件(勤務の時間と時給)
その他アピールポイント
将来のキャリアに適した仕事を擦り合わせ
将来のキャリアにおける本応募の位置付けを確認
弊社から提供できるポジションとの相性を確認
会社のミッション・ビジョン・バリューへの共感を確認
仕事の可能性を広げるヒント
noteでは引き続き、「仕事の可能性を広げよう」を目標に、僕が1人起業で得た経験や思考を書いていきます。現在の特に自分も含めて仕事の悩みを抱える20,30代の方へ、仕事のヒントが得られる「きっかけ」を生み出せるよう引き続き頑張ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまからのお悩みをコメント欄に記載頂けると嬉しいです🙏
ともき⛰️
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