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「書くこと」の依存。ADHDは何にでもハマりやすいのは本当の話。

ネットサーフィン癖を失くすために、空いた時間はとにかくnoteでアウトプットを始めてから、間もなく1か月くらいが経つ。最初は、とにかく無駄なインプットより、アウトプットだと考えて集中していた。しかし、そのうちに書くことそのものが楽しくなり始めた。

「書くこと」も依存になる

現時点で、記事数は300を超えている(予約記事を含む)。本を読むこと、ネットサーフィンをすること、つまりインプットは依存になりやすい。気がつくと、そればかりしてしまうことがある。

しかし、今さら気づいたのだが「書くこと」も依存になるのだ。ハマトンの「知的生活のすすめ」を読んでいて、こんな文章に突き当たって、ハッとさせられた。

「文筆の仕事というのは強力な刺激物に似ている。それは適量であれば無害であるばかりか、これほど有益なものもない。しかし、ひとたび度を越してしまうと、それは人の精神に対する猛毒になる」

書くことも、薬にもなり、毒にもなるのだ。確かに、一度書き出すとやめられなくなる。不思議なことだけれど、書くと書くだけ書きたくなるのだ。自分で書いたことに刺激されて、もっともっと書くネタが表れてくる。

決まった時間を越えて、もう1記事、もう1記事とnoteを更新し続けてしまう。これ、noteプレミアムで予約投稿にしているから、もう限度ない。何が楽しいのかは、まったくわからない。とにかく止まらないのだ。

ADHDは依存症になりやすい

そもそも、ADHDはなんでも依存症になりやすいのだ。脳内神経伝達物質であるドーパミンが少ないためだと言われている。そのため、本能的にドーパミンが放出されるものを、貪欲に求める傾向がある。ハマるものは多岐にわたる。性・アルコール・ギャンブル・薬物など、社会的に一線を越えるものもあれば、ゲーム・マンガ・ドラマ・映画・スマホ・ネットなど、比較的無害なものもある。

残念なことに、仕事にハマることもある。そして、私の場合のように「書くこと」にハマることもあるわけだ。悲しいことに、こういう自己制御がきかないところが、ADHDがADHDである所以なのだ。

書くことが仕事の一部である私にとっては、別に空いている時間は、ガシガシnoteを書いてもいいんだけど、それが、他の仕事時間を食ってしまったり、本来はオフにしなければならないところも食うことが問題だ。すでにそうなりつつある。スキマ時間も含めてnoteを書いている時間を計ったら、1日で4時間を超えている日もあった。さすがだ、ADHD。

すでに、この記事(投稿を開始してから数日目)では、その危険に自分で気づき始めている様子であった。

解決策は、やはり「時間割」だ。自分の感情やノリとは別に、決められた時間にしっかり行動するようにしている限り、依存には負けない。あ~、それにしても「書くこと」すら、コントロールしなければいけなくなるとは思わなかったな。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq