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資本主義社会に生きる私たちにとって「お金を稼ぐこと」はとても大切なことです。人間の生活において「労働」や「仕事」は大きな部分を占めていますが、それだけでは人生は潤いのないものになってしまいます。

なぜなら、病気や大怪我で働けなくなった人や、チャンスに恵まれなかったり、環境的な問題があって自分が思い描く生活ができず、世間からの疎外感に苛まれている人が「生きにくい」社会になってしまうからです。

先月、上島博先生が主催する「子どものレジリエンス研究会」でインクルーシブ研究会の堀智晴先生と出会って、彼が冒頭に話した「人間の3つの大切なこと」が私の心にストンと落ちました。それは……

「自分の頭で考えること」
「互いに助け合うこと」
「地域で楽しんだり、貢献すること」

これらを「労働」「仕事」と区別して「活動」と名付けてみましょう。地域や身の回りにある様々な問題を自発的に工夫し、共に問題意識を持つ仲間たちと助け合い、解決したり、回避したりすることは、思いもかけず心が潤うのです。

このような「活動」と呼べる生活が、この国にもっと増えればなと私は思い、日々の活動を実践しているのです。2023年もよろしく願います。

I have a dream. 私の「夢」は、日本に活動家を養成する学校をつくることです。 私の「モットー」は、Life is Art. Life is Play. -生活をアートできるようになれば既に幸せ-