“練習”を行わない理由〜新チームビルディング持論〜
社会人サッカーチームを設立して、現在4年目。
設立して2年目の終わりに、チームとして”練習”する事をやめました。。。
設立した初年度からすでに20名ほどの選手達がチームに入ってくれてビックリするくらいスムーズにチームが出来上がり運営するこちら側も気合いが入っていました。
しかし、平日は水曜日しか活動できなくてあとは週末のみ。
週一回の平日活動と試合がない休日活動でなんとかチームを”仕上げなければ”と思っていました。
しかし、現実は甘かったのです。
約20名の在籍者の内、定期的に来れる選手は半分ほどで毎回12名ほどの中でザックリと決めたゲームモデルを元に練習を行っていました。
1、2ヶ月過ぎたあたりで選手達が活動に来なくなり始めました。
10人…8人…5人…。。。
なぜなんだ??
チームに入ってまだ2ヶ月。
サッカーやりたくなかったのか?
会費の無駄じゃ無いか?
上手くなった方がもっとサッカー楽しめるぞ!
こちらの気持ちとは裏腹に
運営側と選手達との”温度差”が生まれました。
今思えばそれも無理はありません。
チームの方針は”生涯サッカー”
プロクラブを目指しているわけでもない
モチベーションが練習にない
なにより
ゲーム(試合)がしたい
という事でした。そりゃそうですよね。
そこから方針をガラリ変えました。
①トレーニングマッチを増やす
とにかく実践を行うためにトレーニングマッチを月に1回〜2回は必ず行えるようにスケジューリングしました。
②平日活動もゲーム中心で行う
試合感、試合観を養うために平日もゲーム中心に変えました。ウォーミングアップを行なったのちにすぐゲーム。ゲームの中で気になった事を共有する時間を設ける。
③8v8以下はなるべく避ける
平日でもなるべく8v8〜11v11が行えるようなシステム作りやメンバー、その友達の勧誘。
この方針が功を奏しました。
トレーニングマッチはチーム活動をする上で当たり前ですがその量を増やして、相手のレベルも都リーグ、県リーグ3部〜2部レベルのチームとより行えるように設定しました。
メリットは2つ
トレーニングマッチで負けるので悔しい
週末充実した”実践練習”ができる
→2つとも良い方向で獲得できました。
デメリット
負け続けるとモチベーションを保つのが難しくなる
→意外と勝利できる事も多く逆にモチベーションが上がることも増えた
結論
“ゲームが最大のトレーニング”
当チームはゲームのためのトレーニングではなく、ゲーム(試合)のためのゲーム(実践トレーニング)を行う事に決めました。
今では平日の夜に9v9〜11v11ができる環境にまでになりました。
実践トレーニングの内容(現在も試行錯誤中)はまたの機会に記そうと思います。
本日はここまで!ではまた^_^
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