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新チームビルディング持論〜会話から対話へ⑤〜

前回の続きで、対話へのテクニック続編を綴ります。

①相手と自分の”共通”を探す

②知らない事を深掘りする

に続き、

③ ”ここぞ”や”ポイント”時は視線を外して話す

対話に繋がるための会話をして深掘りしていくうちに、相手が伝えたい”ポイント”やこちらが伝えたい事やお相手が話に食いついている”ここぞ”の瞬間があります。

“そこを逃さない”

のが大事になります。
相手が伝えたいポイントは相手の声のトーンや強弱で分かります。
共通の話題が見つかった時やこちらが興味を示した時がそのポイントが出る事が多いです。

あるいは、こちらが話している時にお相手が話を聞きながら大きく頷いていたり、目を輝かせていたり、逆に深掘りしてきたり質問してきたりした時がチャンスです。

そんな時により対話に近づくには、

ここぞとばかりに目線をそらして聞く(話す)

と良いと言うことです。
会話の節々で目線を合わせるのはコミュニケーションスキルの1つですが、ここぞ!やポイントとなる時には目線をそらして、外して会話をすると逆に相手は食いつくと言われています。

小さい頃、両親から大事な話をしている時は目を見て話しなさい!と言われてきました。そんな経験がある人も少なくないと思います。
ただ、それはある程度信頼関係が築けていて対話が完成されている関係であれば”目をみて”話すのも効果がありますが、まだ信頼関係が十分に築けてない、築いている最中などにじっと目を見つめられて話されることに抵抗がある人もいるのです。

心理学的に会話する上で人が感じやすい傾向があります。

ここでは、まだ信頼関係が築けてない、気づいている途中の話である、さらには会話の中でここぞの状況時の話をしているので、日常会話時とここぞの時は分けて考えましょう。

④VAKシステムを利用する

最後のテクニックは、なかなか高度な技術が必要なため、難易度が高いです。

こんな画像を見たことありませんか?

ある有名な心理学の考え方ですが、確かに!と思うような事や自分に当てはまる事が多かったので共有します。

人間には

『優位的感覚』

というものが存在します。

人は五感を通して脳で物事を処理して、感情や行動に変えていきます。そして無意識の領域ですが、自分がしらずしらずに優先的に選んでいる感覚の事です。※必ずしも当てはまる事ではありません。

要するに、人はみんな捉え方、感覚が違う生き物でこちらの意図する物が人によっては全く言っている意味がわからなかったり受け入れにくいものだったりします。
あくまでもタイプにまとめた物だが、認識の違いによって、コミュニケーションにズレが生じる事はしばしばあるので抑えておいて損はない知識だと思います。

あなたはどの優位感覚でしょうか?
ちなみに私は、V要素&K要素があると自己分析しています。

まとめになりますが、、、
このモデルシステムだけみても、人によって3つのアプローチの仕方がある!という事です。

V要素が強い人に、長々と論理的な話をしてもあきられますし、A要素が強い人に「いいからやれ!」は通用しにくいです。笑
逆にK要素が強い人はたくさんやる事で体で覚える傾向が高いという事が言えます。

VAK優位システム&モデル

是非、参考にしてみてください。
以上で対話へのテクニックの紹介は以上となります。

こうして対話をしていく中でさらなる発見と課題が出てくるのです…。

チームをつくり、組み立て、運営していくのは難しい!!!

では、また!!

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【自己紹介】
八重樫直人(やえがしなおと)
football coach
mental coach
counselor
lifekinetic trainer

現在33歳…
指導者になって12年
親になって7年
スクールを運営して6年
チームを設立して4年
トレーナー活動を始めて2年

【自己活動リンク】

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