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幼少期の影響力は?学校環境といじめの心理

こんにちは
MentaLand心理カウンセラーの鈴木慎也です。

昨日の記事では
幼少期の家庭環境が
大人の考え方や性格に与える影響についてお話ししましたが

今回は同じく幼少期に大きな影響を与える
学校環境に焦点を当てて
特にいじめについて考えてみたいと思います。

いじめはいつの時代も存在し続けており
いじめる側の心理には何が原因でそうした行動に走ってしまうのか

探っていきましょう。


【いじめる側の心理】

いじめはなぜ絶えることなく続いてしまうのでしょうか?

いじめる側の心理を理解することは重要です。

加害者側も精神的に異常な状態にあることが多く
いじめは偶発的な悪意から生じるものではなく

背景に家庭環境などの問題が関与していることが
多くあります。

その理由は多岐にわたりますが
八つ当たりや劣等感からくるものが一般的です。

子供もストレスを抱える存在ですが
大人に比べてそのストレスを認識したり
外に吐き出したりすることがまだ上手ではありません。

そのため、家庭や習い事で溜まったストレスを
学校でいじめという形で発散してしまったり

劣等感に対処する方法が分からずに
八つ当たりしたりするのです。

いじめる側になってしまった子供に対しては
ただ叱るだけでなく、原因を考えて
解決策を見つけることが大切です。

【いじめてる?イジってる?】

いじめにはいじめる側と被害者の
認識の違いがあります。

加害者側はいじめている
という自覚がなく

「イジっている」と思っていることが多いですが
被害者ははっきりと「No」と言えないだけで
大きなストレスを抱えています。

周囲の大人が注意しても

「イジっているだけ」
「遊んでいるだけ」

と軽視され
被害者からのヘルプサインが
見逃されることも少なくありません。

もちろん、自分からいじられキャラになりたい
と望んでいる人もいますが

本人が望んでいない場合や
やり過ぎだと感じている場合

周りに助けを求める事も出来ず

継続的に大きなストレスを抱えてしまいます。

まずは
本人が望んでいようが、望んでなかろうが

第三者が見て

危険だと感じる事や
あきらかにやり過ぎだと思う場合は

しっかり止めましょう。

加害者側の常識がずれていくことを許容してしまうと
将来的に傷害事件などに発展する可能性もあります。

また、被害者側のヘルプサインにも注意を払い
一対一の空間を作って話を聞くことが大切です。

いじめている側は自分がいじめている
という認識がないため

被害者側もはっきりと拒否をしづらい場合もあります。

そういう場合は

出来るだけ他に人のいない
1対1の空間を作って

何か悩んでいる事は無いか
困っている事は無いか

などゆっくりと話を聞いてあげましょう。

もしその場は
『大丈夫』と逃げ切られてしまっても

心配な場合は、日を空けて

しつこく何回も聞いてあげましょう。

不本意にいじられてしまっている人は

我慢する事が得意で
吐き出す事が苦手です。

何度もしつこく聞いてあげる事で
本当に辛くてどうしようもない時

きっと話をしてくれるはずです。

【終わりに】

いじめは深刻な問題であり
幼少期の経験は
大人になってからの心の健康にも影響を与えます。

自分が悩んでいる方だけに限らず

育児で悩んでいる方や

身近に悩んでいる人が居る方

是非、心理カウンセリングの利用も
検討してみてください。

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お会いできることを楽しみにしています。


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