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テキストコミュニケーションのコツと注意点 - 心理学的な要素を意識して相手とのコミュニケーションを築こう

こんにちは
MentaLand心理カウンセラーの鈴木慎也です。

近年SNSの発達や
テレワークが広がった事も有り

テキストコミュニケーションの場が
非常に増えてきています。

文字でやり取りするって
思うように気持ちが伝わらなかったり
誤解が生まれてしまったり

結構難しいですよね…

そこで、今回は
テキストコミュニケーションにおけるコツと
注意点などをご紹介したいと思います。


【メリット・デメリット】

テキストコミュニケーションの
メリットとデメリットを理解することは重要です。

メリットとしては

・後で見返す事が出来る

・お互いの都合を気にせずに発信出来る

・声を出せない場所でも連絡が出来る

・じっくり考えてから発言出来る

・一度に大勢の人に発信出来る

デメリットとしては

・感情が伝わりづらい

・微妙なニュアンスの表現が難しい

・すぐに気付いてもらえない可能性がある

・文章を作るのが大変

などがあります。

適切なツールの使い分けが求められるので

状況に応じて
正しいコミュニケーション手段を選ぶよう心掛けましょう。

【コツ】

テキストコミュニケーションのコツとして
文章の組み立てやニュアンスの伝え方に注目しましょう。

目的が前、説明は後ろ!

×
『明日バイトの予定だったんだけど、お客さん最近少なくて暇だからって、急に休みになっちゃった。明日って空いてる?』


『明日空いてる?バイトの予定だったんだけど、お客さん最近少なくて暇だからって、急に休みになっちゃって…』

ただ前後の文を入れ替えただけですが

×の方だと
相手からすると
『明日空いてる?』と聞かれるまで

愚痴を言いたいだけなのか
何か聞きたいのか

何の話をされてるんだろう
という気持ちになります。

文章は区切って!『が』は少なめ!

×
『昨日A社と急な会議があり、私が出席したのですが、先方が次回は課長が来て欲しいと言っておりました。』


『昨日A社と急な会議があった為、私が参加致しました。先方より、次回は課長に来て頂きたいとの事でした。』

人は『が』が多い文章は
中々理解する事が出来ません。

文章において重要な主語が
複数存在している様に見えてしまうからです。

また、文章を区切らず話すと

結果何が言いたいのか
分からなくなってしまいます。

自分が書いた文章が少し分かりづらいな
と感じるときは

文章が区切られているか
『が』が多くないか

見直してみましょう。

ニュアンスは文章でも伝わる!

これは
テキストコミュニケーションに悩む方の
あるあるだと思うのですが…

『分かりました』
だけだと、冷たく愛想が無い感じがします。

『分かりました!』
と『!』を付けるとと
少し印象は良くなりますが

文章が少し長くなった時に
『分かりました!○○しときますね!○○はお願いします!』
と『!』だらけになってしまい

少し単調で

意図せず元気もりもりキャラに
なってしまいます。

絵文字などを上手く織り交ぜられる人は

比較的バランスよく
自分の気持ちも伝える事が出来るのですが…

絵文字も結構センス出ますよね…

そんな時
上手に絵文字を使おう
と考えてしまいがちですが

文面を少し工夫するだけでも
ニュアンスを変える事は出来ます。

ビジネスシーンなどで
聞いたこともあるかもしれませんが

クッション言葉というものです。

『それっておかしくないですか?』
という文章だと

何か怒ってて怖い印象があります。

ただ確認したいだけで
怒ってないよ!という場合は

『こちらの間違いだったら申し訳ないのですが…』

『念のための確認で、もし○○だとしたら…』

など、クッションになる
言葉を柔らかくする文を追加するだけでも

文章全体の印象が少し変わります。

よく使われるクッション言葉を
幾つか載せておくので

是非ご参考にしてください!

・恐れ入りますが…
・もしよろしければ…
・こちらの認識不足だったらすいません
・お手数ですが…
・念のため確認なのですが…
・既に聞いている情報だったら申し訳ないのですが…

【終わりに】

テキストコミュニケーションにおいて
心理学的な要素を意識することは重要です。

相手とのコミュニケーションを円滑にするために
文章の組み立てやニュアンスの工夫に取り組みましょう。

また、円滑なコミュニケーションのためには
自身の心に余裕を持つ事が大切です。

日々のストレスケアも意識しましょう。

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お会いできることを楽しみにしています。


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