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p001.人間関係にモヤモヤしたら

読書が苦手でした。すぐ飽きるし、活字を見ていると眠くなる。心の元気がないときに本を勧められたこともありましたが、文章を読むなんて文字通り嫌気がさしていました。

そんな僕でも、今では本を手に取らない日はありません。読書には、癒しの効果があることを確信したからです。

メンタル本大賞のサポーターをしている医療従事者が、毎週金曜日に「こころが軽くなる本」を紹介しています。

今回は、人間関係にモヤモヤしたときに読みたい一冊です。

1.心の持ち方を変えられる本

僕は悩み事があるとき、よく書店に行きます。無数にある言葉の壁に解決の糸口を求めて、本棚の間をゆっくり歩きます。そのとき、平置きにされてる本書が目に止まったのです。

「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」

ビジネス書や専門書の棚で難しそうな言葉が並ぶ中、かわいい猫の絵。加えて、このキャッチーな言葉。惹かれました。

手にとってページをめくると、更に驚かされました。4コマ漫画+文章、見開きで読み切れる内容。もっと惹かれました。

本書には、嫌な気持ちを引きずらないための心の持ち方が64個も書かれています。

"すごく悩みが多い"と自負される著者の体験談や例え話には、専門書に引けを取らない納得感があります。

モヤモヤした気持ちがあるとき、まさにそのモヤモヤを消してくれる一冊です。

2.人間関係のモヤモヤを晴らす

突然ですが、嫌いな人や苦手な人はいますか?

僕にはいます。職場にどうしても苦手な人がいて、その人の言葉が一日中頭から離れないくらい嫌な思いもしたことがあります。

そんなモヤモヤした気持ちを解消してくれたのが、本書の言葉です。

モヤモヤしたり、思い出すたびにイライラして沢山の時間を使っちゃったり。それが、人生の中の貴重な時間を食い潰していると思うと本当にもったいないです。

【出典】Jam著「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
サンクチュアリ出版(2018)p73

ハッとしました。嫌いな人を思い出すということは、時間の浪費だったのです。モッタイナイ...

更には、嫌いな人のことを考えているということは、頭の中にその人を住まわせてしまっていることだと気づきました。

頭の中に嫌いな人がいると考えただけでゾッとしたので、それ以降はポイッとするような感覚で嫌いな人のことを考えるのをやめました。

とは言うものの、初めのうちは中々やめるのも難しいとは思います。僕もそうでした。

ただ、繰り返しているとポイッの仕方が洗練されてきます。自転車の乗り方を覚える感覚に似ています。だから、「もし嫌いな誰かのことでモヤモヤしたら、考えるのをやめる。」とマインドセットして、ぜひ試してみてください。

ちなみに、"考えるのをやめる方法"は色々ありますが、僕の場合は身体を動かす(速歩きなど)が効果的でした。ご参考までに...

3.こころのお守り

僕が人間関係にモヤモヤしたときは、決まって本書を手に取ります。

そのときは、このような感じで読んでいます。

①目次を読む
②気になったページを開く
③マンガ→締めの一文を読む
④余裕があれば、文章を読む

そうです。まるで辞書のような使い方ですよね(笑)。でも辞書のように、困ったときに頼れる本があることは意外と心強いものです。

僕はこのような本をこころのお守り本だと思っています。手元にあるだけで安心するので不思議です。

また、こころが疲れているときに気になったところの「どこから読んでもいい」は助かります。その上、本書は見開きで2〜4ページ程で1つのお話が完結するので、気楽に読むことができます。

ぜひ、あなたも人間関係にモヤモヤしたら本書を手にとって見てください。

こころが軽くなりますように。


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